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ACT.161 フェーズ 6.5 系妄想 2

またまた暑さで爛れた脳みそで書いてしまいました 

今回の妄想もちょっと暗いかも   

次回があればもう少し浮上させてみたいと思います 




今回はェロはありません~~ 











――――― キョーコ Ver。








A.M 0:20 バスルームの中で私は悩んでいた。






シャワーを浴びてさっぱりしたこの身体。

セツカとして何を着て出て行くべきかしら?

セツカらしいナイトウェアは…無い。

この(妹)役の設定が思い付きなのか元々なのか、

状況から見て前者のような気がするのだけど…普段セツカが着る服は何着か用意してくれた。

けど、ナイトウェアは無いワケで…ではどうすればイイかと言うと?

 1. バスローブを着る?…敦賀さんだと似合うのに、私だと何かヘン…

 2. 元着ていた服を着る?…可笑しいでしょう!?あんなにかっちりと!!
   お風呂上りよ?もっとラフに寛ぎましょうよ。況してやオシャレGIRLらしくないわ!!

 3. ホテルの浴衣を着る!!妥協してソレくらいはと思い着てみると…
   許されるモノじゃなかったわ…

 4. じゃ…ミューズお見立ての、このエ/ロ/カ/ワ/キ/ャ/ミ&エ/ロ/カ/ワ/シ/ョ/ー/ツで?
   出て行けと?コレが一番セツカらしいとミューズは仰るワケェェェ??


い゛やああああああぁぁぁぁ!!

恥ずかしいぃぃぃぃ~~~~~!!年頃の娘が下半身丸出しなんてぇぇぇぇ!!


シャワーから上がり、悩むこと&ファッションショーを展開すること6分。

羞恥に身悶えすること1分50秒。

現実逃避妄想1分10秒。

敦賀さんへの言い訳を考えて1分。

それぞれ費やしてきたけれど、結論…

迂闊にバスローブやホテルの浴衣なんか着ていったら

敦賀さんに〝キミはセツカの役設定が分かっているのか?セツカはオシャレなんだよ?

キミには役者魂が全然足りない。そんなので俺の相手が務まるか〟なんて

盛大なダメ息吐かれて突き返されるのよ!!

嫌っ!!

ダメよ絶対に!!

それだけは避けるのよキョーコ!!個人の恥ずかしさは二の次なんだから!!


両手を力一杯握り締め小声で呪文のように呟く。



「アタシはセツカ…アタシはセツカ…アタシはセツカ…

オシャレなGIRL、セツカなのよ!!さぁ、意を決してドアを開けたら幕が上がるのよ!!」







「……???」







意を決して出て行った先の部屋の片方のベットの上には…巨大な繭が鎮座していた。

こ、これがカイン兄さんの寝方なの?…

一瞬呆けに取られそのさまを凝視してしまう。

この巨大な繭…明日になればどんな綺麗な蝶に孵るのかしら?

不意にいつもの優しい蕩けるような笑顔を浮かべている敦賀さんが思い浮かんだ。

いやいや…其れはソレで綺麗だと思う。けど違う…

あーー!!もう現実逃避した妄想オツムが悪いのよ!!キョーコ、余計なコトは考えずに!!

もう遅いし敦賀さんでも寝ちゃう時間よね。

この姿を見られずに済んだことにほっと一息吐く。

散々一人で悩んだ自分に肩の力が抜けていたことに気付く。

あ、れ?私…何脱力しているんだろう?もしかして見られたかったとか?

えっ?ななな何て破廉恥なことを思いつくのよ!!

ダメよダメ!!…

そう、そうだわ。

何にもしていないからそんなコト浮かぶのよ!!変態になっちゃうのよ!!

さっさと、片付けて…さっさと寝なくっちゃ…




机の上の食器を見ると“スープくらいは”とバスルームに入る前に

釘を刺しておいたから流石に無くなっていた、サラダには手を付けていなかったけれど。



「…まぁ…食べてくれただけ上出来ね」



チャラン、カラン。キョーコの独り言と食器の重なる音が静かな室内に響いた。



「あ、兄さん。タオル使いっぱなし!!もぉ、絨毯が湿るでしょう!?」



キョーコは二つのベットの間に投げ出されているタオルを拾う為にその歩を向けた。










――――― 蓮 Ver。







A.M 0:20 毛布に包(くる)まり俺は此処最近で史上最悪に落ち込んでいた。







シャワーへと向かう最上さんに子供のように注意を受け食事を取ろうとして

目に入ったすっきりした右手首に息が止まる程吃驚した。

アレを付けるのを忘れている…

常に気を付けて身に付けていた筈なのに。

ソレを忘れてくるなんて……

自分でも意外な程ショックを受けていた事実に更に驚いた…

あのコが俺を異性(オトコ)として意識していないのなんて今に始まったことじゃない。

なのにあの冷静な切り返しにこんなに打ち拉(ひし)がれてしまうなんて…

あのコといる時間は俺に自覚を持たせない位に

“もしかしたら”なんて浮かれさせていたのだろう。



さっきの騒動と言いソレは不吉(まず)くないか…?

二度とヒトは傷付けないと神に誓った印しの腕時計…

重い重い枷の存在を忘れるなんて…



この儘だとまた他人(ヒト)を特にあのコを傷つけたりするんじゃないのか?俺なら…

そしてあのコから永遠に蔑まれて省みられなくなるだろう…


“永遠に”!?


そのコトバの重さを噛み締めた時、つぅと背筋に冷たいモノが走って行った。

そんな黙想に耽っていた俺を引き戻したのはバスルームから洩れ聞こえる音だった。

そろそろあのコが上がってくる頃か…

注意されたスープを一気に流し込むと一服もせず毛布に包まり狸寝入りを決め込んだ。

包み込む暗闇の中、心を決めるように強く目を瞑(つぶ)った。

しかし胸に残るスープの温かさは俺の脆弱な決心を揺るがすように染み込む優しい味だった。



「…まぁ…食べてくれただけ上出来ね」



チャラン、カラン。キョーコの独り言と食器の重なる音が静かな室内に響いた。



最上さんが傍に居る。

目を瞑った耳はその代わりに全てを知ろうとして敏感になっていた。

ひたひたと室内を歩き回る音すら拾いその存在を追い求める。



「あ、兄さん。タオル使いっぱなし!!もぉ、絨毯が湿るでしょう!?」



そんな小言の一つさえ愛しいと想うのだから重症だ。

だから傷付ける前に少しだけ離れよう…



サイドテーブルにことりと音がする。

腕時計(手枷)が戻ってきた音だろう。

それは俺自身の為、周囲の為にも手放せないんだ…

重い存在を確認するべく毛布の合間から目を凝らすと…



これは…???


…ショーツ?

…ヒップ?

…ショーツ?

…ヒップ?…も、最上さんの!?



見慣れない光景に一瞬目を見開き固まってしまった俺だが、

はたっと我に帰り慌てて飛び起きた。


そこに居たのは、紛れも無い下着姿の最上さん…

けど常の彼女ならこんな恰好でオトコの前に出ることは考えられない…

狼狽する俺に追い討ちを掛けるように再び最上さんは冷静に応対してきた。



「あら?兄さん起こしちゃった?」


「起こしたも何も…セツカさん、何かな?その恰好は?」


「えっ?キャミ…シャワー浴びて暑いから、それにもう寝るし」


「ナイトウェアは着ないのか?」


「そんなの無いわ。さっき兄さん買ってくれなかったし…でも、コレ可愛いでしょう?」



テレテレと無邪気に微笑まれ俺の中で何かが切れる音がした。

気付くと俺は最上さんの手を取り、引き寄せ、その痩躯を組み敷いていた。

可愛い笑顔が蒼白に変わっていく。



「俺も随分とナメられたものだな…

そこまで行くと無防備にも程がある…俺の忍耐にも限界があるんだよ?」


「どっ…どうしたの?兄さん…イキナリ」


「俺が戒めを持ってキミから離れようとしているのに…

何故ソレを根底からグラつかせるんだ!?」


「何、故…離れようとするの?」



ドス黒く染まっていく俺を穢れの無い真っ直ぐな瞳が見上げる。



「俺には幸せになる資格が無い…

キミを望んで、触れて…傷付けてしまう前に離れようと思っているのに…

そんな格好でうろうろとされたら俺はどうすればイイんだ?」


「何故、兄さんが幸せになっちゃイケナイの?分からない…

アタシは兄さんには幸せになって欲しいわ。

それにどうしてそんなに怒るの?こんな貧弱な身体見せたから?」


「ふぅーーーーーっ、どうしたらそんな考えに辿り着くのかな?」



最上さんのこんな状況になっているにも拘らず相変わらずな発言内容に深い溜息を吐き、

その細い両腕を頭上で俺の片手で一纏めにして押さえ込んだ。

そして空いた片手で最上さんの形の良い顎のラインに手を掛け

親指でふっくらした唇を何度かなぞった。



「…最上さん」


「…はい?」


「今、キミ、自分がどう言う状況か分かっている?」


「怒られています…?」


「違う!!今、キミは俺に組み敷かれて襲われそうになっているんだよ?」



思わず上げた大声に一瞬びくっと痩躯を震わせたが、

俺の言葉の意味を理解したのか次の瞬間頬から耳に掛け赤く染め上げた。



「おっ、襲うって…だって、兄さん…」


「まだ、兄妹ごっこの続き?

本当の兄妹でも年頃でオンナノコにそんな身形(みなり)で

うろうろされたらグラッときちゃうんじゃないかな?」


「だって、セツカが…湯上りにバスローブや元着ていた服着るワケ無いじゃないですかっ…

もし、そんなことしたら、敦賀さんに

“キミには役者魂が全然足りない。そんなので俺の相手が務まるか”って言って

追い出されそうで…だから一番セツカらしい恰好で出て来たのに…

死ぬほど…恥ずかしかったのに」



そう告げた最上さんは、口をぎゅと一文字に結んで俺を見上げた。



「恥ずかしかった…って、ソレは俺をオトコとして意識してくれているの?」


「あっ…当たり前です!!

さっきの痴漢行為だって仲居魂が無かったら羞恥で死んでいましたよ!?」


「全く…キミの言動の一つひとつが俺を不安定にして、

煽るなんてコト思いもしないんだろうね?」


「不安定?煽る??」


「キミは、さっき俺に“幸せになって欲しい”と言ってくれたね?」



俺の問い掛けに最上さんは大きな瞳に涙を溜めゆっくりと背(うなず)いた。



「俺は、と或る理由で幸せに…大切な存在を作ってはイケナイんだよ…

でも、キミがそう望んでくれるのなら…キミが俺に与えて?」


「わ、たしが…?」


「そう、キミが俺のトコロへ堕ちてくればイイ…」



以前、神にだって背いてやるとさえ想った。あの時もしっかり腕時計はしていたのに…

甦(よみがえ)る記憶に口の端が上がり仄暗い笑みが洩れた。

俺を見つめていた最上さんの顔が綺麗に歪んだ。



「敦…ぅんん…」



小さな顎を捉え許可も同意も得ずにその柔らかい唇に口付ける…



待ち焦がれていた感触とくぐもった声は俺を余計に煽った。



ずっと身に着けていた腕時計(重い枷)はブレーキにならなかった…





俺はまた一つ罪を犯す。





これでキミを離さない。






コンナコトでキミを絆(ほだ)そうとする俺を赦さないで…
















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蓮×キョ好きです。

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