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泣いてしまう気がした (3)

その後、蓮の撮影が長引いた為、

キョーコは身体が落ち着いた頃やっとの思いで

タクシーで帰って事無きを得ていた。

それから数日間、キョーコは確実に落ち込んでいた。







・・・恥ずかしすぎる・・・



あの試写室での出来事を思い出す度に
キョーコは顔が羞恥で真っ赤になってしまう。


恋人になったとは言え・・・



ただでさえ貧粗で恥ずかしいこの胸を触られて・・・



アンナコトをされるなんて、しかも・・・



朦朧とするくらい気持ちヨカッタ・・・なんて・・・



は!



はしたなさ過ぎる!もぅ・・・どうしたんだろう、私・・・
コワイ・・・自分の何かが変わり始めた気がして、
けどソレを認めてしまうと取り返しがつかないくらい
堕ちて行きそうな気がする。





―――恋人になったんだからなるべく一緒に過ごそう―――


そう言われるようになってキョーコは時間があれば蓮の家で過ごそうとしていた。
しかし、肝心の本人が忙しすぎる為にそれすらも侭ならない。
偶に過ごせても、時間になればキョーコはさっさと家に帰る。

蓮の不満は最もでも、最近蓮の手管に落ちつつあるキョーコだが
元来天然記念物的乙女としては忙しい蓮にゆっくりと休んで欲しいと思うので当たり前だった。
しかしその度に込上げてくる後ろ髪を引かれる思いに胸のモヤモヤ感が込上げるのを
戸惑いながらも見過ごしておいた。



そして、いつもの通り遅めの夕食を終え久々にゆっくりと過ごす蓮のリビング。

ソファに深く腰掛けた蓮が物憂げに話し掛けた。




「ねぇ、キョーコ・・・」


「はい?」


「実は、前々から予定していた仕事が急に前倒しで入ったんだ、
それが欧州辺りを回るロケでね・・・
それに入ると少なくとも2ヶ月は帰って来れないと思うんだ」



勿論そんな仕事ウソである。
蓮の極秘プロジェクトであるBJのクランク・インが一週間後に迫っていた。
“極秘”である為本当のことは愛しいキョーコにも告げることは出来ない。
例え傍に居たとしても“敦賀蓮”として接することは出来ないのだから。



「ぇ?、そうですか・・・それで、出発は?」


「一週間後」


「そんなに急に!?」


「何?寂しいって思ってくれるの?嬉しいね、期待したくなる」


「?」


「・・・いや、何でもない。
大丈夫。出来る限りメールや電話する約束するよ。
でね、お願いがあるんだ」


「お願い?・・・ですか?」
(ま、まさか・・・超リアル・キョーコ特大規格人形を作って欲しいとか?)



瞳を泳がせたキョーコに考えを読んだように蓮がきゅらっとした笑みで先にクギを刺した。




「人形は要らないよ?」


「・・・すみません」


「それより・・・」



超にーーっこりと。
知らないヒトが見たら見惚れてしまうくらい神々しく。
全くウラなど垣間見せ無い笑顔で微笑みながら告げた。



「キョーコに2ヶ月逢えなくても我慢出来るように・・・
それまでに君で一杯にして行きたいんだ・・・意味分かる?・・・よね?

出発日前に3日休みを貰った。だから一緒に過ごしたいと思う。
急がせて悪いとは思うけど考えておいて?」



考えておいて?―――ソフトに告げた言葉は内容とは裏腹に拒否を言わせぬその物言い。


その怪しい笑顔を見た時から何か企んでいるとは思ったけど
ソレは“お願い”と言うよりは物腰の良い命令のような
・・・そう!ソレは“強要”というんですよ!!


などと考えるキョーコの脳裏にフト過ぎる疑問。


一週間後の三日前?


・・・指を折って数える


・・・もう直ぐ明日になるから


・・・ぁぁぁぁぁあ、明後日???




「え″え″え″え″え″っっっっ」




キョーコのL○E一であろう(素っ頓狂な)叫び声に納得行ったのか蓮は続けた。




「そう、キョーコも明後日から暫く休みだろう?
本当は今すぐにでも君が欲しいけど女の子として泊まりの準備も色々あるだろうし?」




ソファにゆったりと座り込み長い腕を伸ばしてキョーコの白い手を取って恭しく口付けた。




突然に入った休み不思議には思っていた・・・けど裏にこんなカラクリがあるなんて・・・


折角の休みだし、モー子さんとショッピングに行ったり(はぁと)


お食事に行ったり(はぁと) (はぁと)とかしようと思っていたのにぃ・・・



俯きながら黙り込むキョーコは自分を覗き込む不機嫌なオーラにハタっと気付く。





「ねぇ、キョーコ?」





ひぇ!だだだ大魔王さまが降臨されている!!な!何でぇ・・・





「ふ・・・ふぁい・・・」




蒼くなりガタガタと震えだすキョーコは瞳を合わせることも出来ず何とか返事だけを返した。




「もしかして明後日からの休み俺と過ごさない気でいたの?」



「ぁ、ぁ、あの敦賀さんお仕事で忙しいと思っていたし!
時間取れるのってモー子さん位しかと
・・・・ご!ごめんなさい!ごめんなさい!かっ!勝手に判断してしまって」



「本当にだよ・・・休みが入ったら恋人に意の一番に訊かないか?普通。」





蓮は大袈裟に溜息をついた。





「俺たちは恋人だろう?」



「・・・ごめんなさい・・・っあ!」




ぐしゅっとした顔で土下座をしそうなキョーコを蓮は膝の上に抱き寄せ
顔を息が掛かるほど近づけ、瞳を細めて囁いた。




「・・・もう、いいよ。代わり・・・キョーコ」


「え・・・?」


「キス、して?」


「!!!」


「そしたら赦してあげるよ」


「まっ!!またですかっ??この前もしたじゃないですか!!!」



近付いた蓮の男性としては色っぽい唇に両手を当てて必死でキョーコは反撃に出る。
しかしこう言う仕草が蓮を煽る事をキョーコは理解していない。
教えても理解出来ないだろうと思うし又教える気もさらさら無い蓮は
にっこりとほくそ笑みながらじんわりとキョーコを追い詰めて行く。




「この前はこの前。今日は俺のことを一番に考えてくれなかった罰だよ」


「もぉ~~~~~~許して下さいぃぃぃぃ」


「だーめ、ほら、キョーコ・・・」



蓮の腕の中でキョーコは羞恥に耳まで真っ赤に染め、
挑戦的に瞳を細める蓮を暫く上目遣いで睨んでいたキョーコだが
諦めたように蓮の顔に手を添えそっと口付けた。
何度か啄ばむようなキスをしておずおずと舌先を蓮の口腔へと侵入させる。




「ふぁ・・・っ


・・・・・・


もぉ~~~~~~許して下さいぃぃぃぃ」




涙目に懇願するキョーコに夜の帝王が降臨するまでは時間が掛からなかった。




「ん?これで終わり?仕方ない・・・もう少し、教育指導、必要だね」



「え、んんっ・・・あっあっ・・・」




首の後ろを押さえ込まれ合わせられる熱い唇が角度を変えながら何度も貪られて行く、
息苦しさに喘げばソレをも逃さない勢いで別の生き物みたいな蓮の舌が挿入され
自分の口腔内を激しく動き回り絡め取れキョーコは追い詰められて行った。



「んんっ・・・はぁ・・・」



こんな激しいキス知らない―――そう告げたかった。
縦横無尽に嬲られてきつく吸われ痛い位になった其処を甘噛みされれば
泣きたいくらいに気持ち良くなって来て・・・
キョーコは無意識に蓮の背中に手を回しシャツを強く握り締めていた。




赤く色付いたキョーコの唇から離された艶やかに濡れた蓮のソレは
ゆっくりとキョーコの耳朶を舌で愛撫し囁いた。




「キョーコ・・・可愛い、もう俺と以外・・・しちゃダメだからね」







   教育的指導で?つづく・・・
 
   (因みに蓮の出発日は当日を含みませんので合っているハズ・・・

    深く追求しないで下さい~~~)

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