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濡蓮企画 ~前編~

昨日も飲み会の為に  飲んでしまい、絶賛三日酔いで

全く学習能力の無いダメ人間な私です  …が 

この度、遅ればせながら濡蓮制作企画に参加させて頂くことになりました 

濡蓮とは  皆さんご存知かとは思いますが、更に詳しくは 


38bf74da.jpg一天四海 AKI さまのお宅へ行って下さいませ  

c4a9df09.jpg

両方のバナー及び挿絵は 桃色無印 きゅ。さまのお宅へどうぞ 





両お宅へ伺うと分かるのですが、拙宅の駄文は今回ちょっと所々違いますが


蓮が濡れる

コートにin はきちんと有ります 


前編・中編は   38bf74da.jpg
  ( 濡れると in は中編で… )



後編はちょいェロで99ba4d5e.jpg

 (寝蓮の説明は後編で  )


仕立てようかとの暴挙を企てています 

ので、ソレでも可と言う方はどうぞ 

今回は架空人物が出てきます。あとェロはナシです~








 ACT.162 バイオレンスミッション フェーズ 7系妄想 ~前編~


















―――やはり、俺には必要ありません…御守りは―――




『言っとくけど俺は引っこめねーぞ?…だが、そのことについては今夜話そう』









SIDE 蓮―――




その日の20:00。

怪しい成り立ちの邸宅に着くと、社長と同じく相変らずも怪しい出で立ちの

いつも傍に控えている彼に案内され長い廊下の奥にある大きなドアの前に俺は居る。




「社長…お見えになりました」




ローリィはプライベートルームであるだだっ広い部屋に置かれた、

上質なそれと分かる大きなソファーに身を預けていた。




「よぉ、思ったよりも早かったな」




そう告げた口に真紅のワインを運び、その端を上げ、意味有りげにニヤリと笑った。




「今朝の話ですが…」



「まあ…先ず座れや、蓮」




今朝以上に思い詰めた表情をして要件を突き付ける蓮にローリィは

ソファーから起き上がり居住まいを正し、蓮に落ち着くように誘った。

大きな溜息を吐き蓮は仕方なしと言う雰囲気で同じく上質のそれに深く身を沈めた。




「……最上さんの件ですが」



「俺は、今朝も言った通り引っこめる気はねーぞ…

大体何んでお前はあのコから離れようとするんだ?」



「ですから、今朝も言った通り…俺が忘れては生きていけないものを

あのコが傍にと居ると忘れてしまいそうで…」




蓮は苦しそうに言葉を吐いた。




「フト、触れた時のあのコの温もりが…

優しさが俺の理性を凌駕してきて、あのコとの未来を夢見そうになるんです…

俺にはまだヒトを愛したり愛されたりする資格なんて無いのに…」




蓮は長くて節のはっきりした男らしい指で右手にしている腕時計を

もう片方の手で握り締めその端正な顔を曇らせた。




「蓮。そのことだがな…今日、クーから連絡が入った」




ローリィはタバコの煙を吐きながら淡々と口を開いた。




「え?」



「“彼”から連絡があったそうだ」



「なん、で…」




蓮の瞳に動揺が走る。




「あの彼女と結婚してな…今度、子供が産まれるらしい。

今、大学の法学部に通っていて大手の法律事務所の研修生として頑張っているそうだ」



「そう…ですか」




力なく答えながら無意識に握り締められた手に更に力が込もり、

蓮の手が徐々に血の気を無くしていった。




「それで最近お前の夢ばかりみるそうだ」



「俺の?」




ローリィからの言葉に蓮は俯き加減だった視線を上げた。




「何度も見るらしいんだが、足元に深い大きな穴があって、

その奥の暗い闇の底でお前が藻掻いているんだと…」



「…っ」



「何とか助けようと手を伸ばすが、

お前がどうしてもその手を取らないんだそうだ…」



「助…ける?俺を!?」




漸く搾り出した声は掠れて僅かに震えていた。

その震えながらの信じられないと言わんばかりの蓮の問い掛けにローリィは力強く肯いた。




「もし今でも夢と同じように闇の中で苦しんでいたら助けてやって欲しいと…

もう忘れて自由になって欲しいと伝えてきたそうだ…

蓮?どうだ?そろそろお前を解放してやっては?」




蓮の瞳が大きく見開かれた。




「…社…長」




震えた声を搾り出す大きな身体も傍から分かるほど小刻みに震えていた。




「ん?」



「本当に?………俺は………赦されたと思ってイイんですか?

幸せを望んでイイんですか?」



「俺にはそうしろと聞こえたぞ?好い加減自分を赦してやれ?

それだけ苦労して罪を償ったんじゃないのか?」



「…っ……あり、ありがとう…ございます。

俺…まだ、赦されないと…一生…償わないと、と思って」




腕時計をしている右手を目頭に持って行くと涙が時計のフェイスにつうと伝い落ちた。

何時の間にか傍に立っていたローリィが蓮の頭をぽんぽんと軽く撫でた。




「…社長」



「さっさと涙止めろ、お前の帰りを最上くんが心配して待っているぞ?」



「はい、すみません…俺、あのコを…あのコとの未来を望んでイイんですね?」




蓮は涙を手の甲で拭き取りローリィを見上げた。




「そりゃ勿論だ。但し、最上くん次第だがな?

あの娘は気合を入れて掛からないとかなり手強いぞ?蓮?」



「それは重々承知しています…これから直球で勝負しますよ」




含み笑いを浮かべるローリィに蓮は破顔して応えた。




「ああ、結果楽しみにしているぞ」



「はい、近いうちにイイ報告しに来ますよ。じゃあ、俺は」



「蓮…」




立ち上がり挨拶をしようとした蓮の行動を止めるようにローリィが言葉を被せた。




「はい?」



「ソレもう置いて行け」



「え?」




ローリィは自分の右手首を空いている片手の指でさし微笑んだ。




「ソ・レ・だ。もうお前には必要ないだろう?俺が預かっておいてやる」


「…あっ、ありがとうございます…」




蓮は腕時計を外し恭しくローリィに手渡した。




「じゃあ失礼します。おやすみなさい」



「おう、じゃあな蓮」




すっくと立ち上がった蓮は、

新たな未来のドアを開けるようにその扉を開けて力強く闊歩して言った。

稍(やや)暫くして蓮の消えていった扉の向こうから

いつもの彼が入ってきてその扉を丁寧に閉めた。




「社長、敦賀様嬉しそうにお帰りになりましたね?」




その言葉にローリィはタバコを咥え嬉しそうに呟いた。




「ああ、だろうな…ヤツの呪縛が解けたんだ」










~ つづく ~







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氷樹といいます。
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蓮×キョ好きです。

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