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ご好意



私、シツコク言い回っているので皆さま御承知かと存じますが 

とーーってもダ/メ/人/間なモノで  甘く優しいコトに滅法弱いです 

先だってトンデモナイものを送り付けた 妄想玉手箱 の さつきさまより

ウチでも、うpして下さい~と優しいお言葉を頂いたので

素直に御好意をお受けしたいと思います 

早くうpしようと思っていたのですが、色々ぼけーーっとしていたり ←ヲイ 

ちまちま宿題に手を付けていたりしたら、あらま  と言う位

時間が過ぎていましたよ 

さて、お嫁に出したコを “ご飯食べにお出で~” とか

“電器変えて~” とかで呼び戻した気分 ← ちょっと違うか…


ヒトサマにお捧げしたモノなので、拙宅にない甘さに仕上げています 










千億の愛の言葉をきみに捧ぐ






















「ゃっ…」




目を強く閉じたキョーコの柔らかい頬を、蓮の温かく大きな手がゆっくりと撫で上げた。

視覚が遮られ感覚が鋭敏になっているのだろう、

キョーコのふっくらした唇が何かを耐えるようにきゅっと強く結ばれる。

蓮は赤く染まったキョーコの耳朶を食み、鼓膜が蕩けるような甘いバリトンで囁いた。




「最上さん…キミはいつも聡明なのに、今回はかなり軽率だ…」




重々しく語られる口調に、キョーコは閉じていた瞼を怖ず怖ず開けると、

暗闇の中でも彫刻のように整った蓮の顔が苦悶の表情を浮かべ、

自分を覗き込んでいたのが分かった。

痛々しげな視線が絡み合った。




「敦賀さん…?」



「そして、キミは残酷だ……」



「えっ?私が、残…酷!?」



「そう、キミは俺が手を出さないと思って抱き付いてきたの?

それとも一番欲しいモノをくれないのに抱けと言うつもりなのか?」



「どう…いう意味ですか?」



「キミが、俺に抱いている気持ちは尊敬の念だけだ…キミは、そんなコトだけで

オトコに身を預けるコなの?そして俺が一番に欲しているものを理解していない!!……」




寝ている間の事とは言えど、意識の無い己の態度がキョーコにかなりの衝撃を与え、

仰天させたに違いない。そうでもなければ、この天然記念物的乙女が若干の惑いを見せながらも、

自らのオンナとしての意義を見極め、その身を安易に任せようする筈が無いのだ。

その事実が更に蓮を追い詰めていく。

湧き上がる焦燥感に思わず、一気にキョーコを責めた蓮だったが、

キョーコは苦しげに否定の声を上げた。




「ちっ、違います!!」



「最…?」



「確かに、敦賀さんのことは尊敬していますし、目標としていますけど、

それだけでコンナコトしようとは思っていません!」



「…じゃ、どうして?」




蓮は広がる動揺を押し隠して、キョーコのどんな些細な表情からも見逃さないように、

闇の中で戸惑いを浮かべる小さな顔を見つめた。




「何、故でしょう?…自分でも分かりません。…でも…」



「でも?」




蓮の問いに、一瞬大きな目を伏せたキョーコだったが、

再び開かれたそれには迷いの色を綺麗に消して蓮をしっかりと見据える。




「敦賀さんのそんな辛そうな顔、見たくないんです。そんな表情(かお)されると胸が…

張り裂けそうなくらい辛いんです…私、以前も敦賀さんのそんな表情見たんです」



「えっ?何時(いつ)?」




 
少し視線を逸らしたキョーコは、蓮の度重なる質問に答える事無く続けた。




「……その時は、何もして差し上げれませんでした…

けど、今…こんな私を一時(いっとき)だけでも望んで下さるなら…

それでもイイと、敦賀さんがそれで救われるならと思ったのに…

欲しているものを理解していないと言われたら…

私はあと何をすれば、貴方に喜ばれるのでしょうか?」



「ねぇ、最上さん…それは同情?」




漆黒の瞳を細め、探るかのように尋ねる蓮に、キョーコは羞恥に染まりながらも睨(ね)め付けた。




「そ、んな…め、滅相も無いです。

…そそ、それに同情なんかで、ヨ、ヨメ入り前の娘がコンナコト…

はしたなすぎます…」



「クス、そう…だね?じゃ、その嫁入り前の重大な決意。

愛情という名前に変えてありがたく戴くよ」



「へっ!?愛?情!?」




蓮から告げられた言葉に、キョーコは自分の耳が信じられず、

その音を改めて確認するように口にした。




「そう…俺が一番欲しかったモノだよ」




蓮は、相好を崩して嬉しそうに微笑んだ。




「えっ??敦賀さんが欲しかったモノって、“愛情”なんですか!?」



「そう、“キミ限定”でね」



「な、何をっ…?」




ご冗談をと言いかけ、見上げた先輩俳優の真摯な眼差しに、キョーコは狼狽(うろた)えた。




「キミに抱き付かれた時、嬉しかった…身体だけでも手に入るならイイかとも思った。

でも、この腕の中にキミの身体が有っても、キミの心が無いと思うと気が狂いそうになった…

落ち着いて考えれば、キミは尊敬や同情だけでコンナコト出来る訳が無いのにね?

俺は本当にキミの事になると余裕が無い」




蓮は大きな溜息を吐いて微苦笑を浮かべた。




「え、えっ??でも、私…二度と恋なんてしないと決めたのに愛って…」




言い澱(よど)ませるキョーコに、蓮は先手を打つように言葉を重ね、抗いを遮った。




「…俺もココでは大切なヒトは作れないと思っていたよ。

ケド何時の間にかキミが心に入り込んできていて、

気が付いたらとても大きな大切な存在になっていた。だから…」



「…だから?」



「心を縛り付けることは、ダレにも、自分さえも儘ならないってことだよ。

つまりは…大好きなんだ、最上さん」



「ほぇ!?」




突然の蓮の告白を受け、驚愕の眼差しを向けるキョーコに、

先輩俳優は口の端を僅かに上げ、濃艶な微笑を浮かべた。

すると、ソレに呼応するかのようにキョーコは口元をぴきっと引き攣らせ固まり、

心の中で思い切り叫んだ。




(えっ!!また夜の帝王降臨ーーー!?なんでぇぇーーー!?)




再び、蓮の大きな手がキョーコの頬に伸びるが、前回と違い明確な意思を持った節のはっきりと

した男らしい長い指は、キョーコの形の良いシャープな顎をゆっくりと辿っていく。

微動だに動けないキョーコは羞恥に頬を真っ赤に染め上げ、

その大きな瞳には微かに涙を浮かべて、蓮の動向をじっと見上げた。




「全く、キミってコは…可愛くて、どうしてくれようかと思うよ」



「か!!可愛いって…敦賀さん??」



「ねえ、最上さん…これから俺の一生涯を掛けて、

百億のキスと千億の愛の言葉をキミに捧げるよ」



「なっ!!」



「好きだよ、だから、俺を信じて?」



「えっ?ぁっ…ぅ、ん…」




さら…と、閉じることを忘れた小さな口元から零れかかった砂は、

蓮からの与えられる熱いキスで喉に溜まり、抗議の声さえ上げる事が許されなかった。

蓮の宣言通り、これからキョーコの身体は百億のキスと千億の甘い言葉に浸かっていく事だろう。



















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氷樹といいます。
北の大地に生息しています。
蓮×キョ好きです。

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