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ACT.207~209HOT SPELL続き妄想

皆さまお元気でしょうか?

本誌も無事にゲトしたのに相変わらず感想を書かないサイトはここになります……

蓮誕にも間に合わず

そして『ACT.207~209HOT SPELL続き妄想』って

長過ぎでしょう!! 掛かり杉でしょう!! 

ホントにすみません すみません こんな私ですみません

なかなか夜、起きれなかったり起きれなかったり起きれなかったり

某庭に出入りしていたりで ← 

毎日が光の速さで過ぎていきます!!

今年ももう三ヶ月経ったなんて信じられませんよ奥さん!!

さて、これからマソマソ慌しくなる九ヶ月。

何とか書けたのでうpします~

時間掛けた割には期待に添えないと思いますが

まぁ読んでやると言う寛大な方だけドゾ 

あーーー!! コーンと久遠と蓮がいますのでちょっとややこしいかも (m´・ω・`)m ゴメン…

そして懲りずに18/禁ですので嫌悪を伴う方、

年齢に達しないお嬢さま方はお引き返しくださいね 

( ゚ω゚ )謹んでお断り申し上げます( ゚ω゚ )

では イッテラ━━━━━━ヽ(´∀`ヽ)━━━━━━ン!!!!


※ 本誌ヒトコト感想 ※ (2014/03/06追記)

キョコタンの役者の法則に応える蓮。

思わずいつも通りの役の入り方をして

マソマソ墓穴を掘るんじゃないの?って予想www




ACT.207 原色の楽園 HOT LIMIT~209 HOT SPELL 続き妄想











―――今度こそ 私が貴方の『救いの場所』になりたいの―――







かすかに震えるコーンの手にそっと添えられたキョーコの小さな手。

でもそれは蓮を、蓮の心をすっぽりと包んでしまうほど大きく温かかった。

彼女の妖精の王子として……

コーンとして自分の抱えている闇を打ち明けてしまおうか?

神に懺悔しても払拭されることの無い罪をキョーコに話してしまうことは赦されるのだろうか?





―――コーンが…っ 私の話しを聞いてくれるのと同じくらい…っ

   もっとコーンの辛い気持ち一杯聞いてあげれば良かった……!!―――





過去たった数日間過ごしただけの自分の為に

真剣に涙を流して慮ってくれたキョーコに愛しさと申し訳なさが蓮の胸に込上げる。

こんな重い枷を分かち与えて良いものなのか?

蓮は思い巡らしキョーコを見つめた。





「聞いたら引き返せないよ?」



「……っ、いいよ。一緒に悩もう? 二人で考えたら何か解決出来るかもしれないよ?」



「幻滅させると思うよ?」



「しない!! そんなことしないよ!! どんなことがあってもコーンはコーンだし!!

コーンが私のこんなになった姿に呆れなかったように私もしないよ!!」



「凄く傷つけるかもしれないよ?」



「大丈夫よ!! こう見えても打たれ強いのよ私!!」





ドンと胸を張ったキョーコに蓮は根負けしたように肩を窄めた。





「じゃ、キョーコちゃんのホテルの部屋で話そう」




「私の部屋? わかったわ。 行きましょう?」





いかにも南国っぽい飲み物“グアムに夢中”をぽつんと机に残し、

蓮とキョーコは見晴らしの良いテラスを後にした。
 




  ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ 






先ほどキョーコが歓喜したオーシャンビューが一望できる窓辺に蓮が立った。





「遠くまで見える。 眺めが良いね」




「でしょう!! 本当はミューズと大人しく部屋で待っているって約束したんだけど

こんなに綺麗な海だからもしかして人魚姫に会えるかもって内緒で出掛けることにしたの

そうしたらコーン、貴方に逢えたわ……約束を破るのはちょっと心苦しかったんだけど

たまにはいいわよね」





ふよふよと微笑むキョーコに蓮は静かに頷いた。





「ね、キョーコちゃん、俺のこと話す前に一つ訊きたいんだけど……いい?」




「なぁに? 改まって? いいよ、何でも訊いて?」




「キョーコちゃんの中で敦賀蓮ってどういうイメージでどういう存在?」




「どういうって……凄く仕事熱心でとても尊敬している天上人のような存在よ。

おまけに誰にでも優しくて紳士で昔はちょっといじわるだったから苦手だったけど

今はとても信頼しているわ。 

同じ事務所の先輩だから私みたいな至らない後輩にもとてもよくしてくれて感謝しているわ」




「それだけ?」




「えっ?」




「さっき、頬キスされた場面見えたけどそれ以上の関係になることってあるの?」




「まっ、まさか!! 

あっ、あれはワインゼリーを作ったお礼にされたキスでそれ以上の意味なんてありえないわ!!

敦賀さんにとってアレは親しい人へのお礼の一環で私を好き云々じゃないし、

況してや他に好きな女性(ひと)がいるはずだし……

私は私でもう一生恋をしないって決めてあるの!! 

この純潔を守り通すって誓ったの!! だから絶対にないわ!!」





キョーコは内心の焦りと蓮への恋心をコーンに悟られないように

全力で手を振りながら否定した。





「……?? じゃ、もうショーちゃんともそうならないの?」




「当たり前じゃない!! そ、そりゃ昔ほどじゃないけど

アイツはやっぱり地獄へ堕ちろと思っているわ!! なのにどうしてそんなことになるの!?

……何でそんなこと訊くの? どーしたのコーン? 変よ?」





キョーコが喋った中に気になった言葉があったが、

蓮はカーテンをシャッと勢いよく閉めるとくるりとキョーコを振り返った。





「コーン?」




「俺ね、人を殺したんだ」




「……えっ!?」





突然の蓮の告白にキョーコが息を飲んだ。





「直接手を掛けていないけどね……」





シニカルに片方の口の端だけを上げた蓮に蒼白になったキョーコがほっとしたように息を吐いた。





「キョーコちゃんと別れてからやっぱり父さんの壁を越えるのはなかなか出来なくって

苦しんでいた頃俺に掛けられていた呪いが発動して更に俺を追い込んだ。

皆が恐れ離れていくなか、たった一人だけ手を差し伸べてくれた仲間がいたんだ」




「……コーン」




「だけど呪いに飲み込まれ悪魔に蝕まれた俺はその手を握ることもせずただ堕ちて行く事を望んでいた。

転げ堕ちて底に叩きつけられる筈だったのに、彼は身を挺して俺を止めてくれた」




「そんな大変なことが……その人が?」




「ああ。 即死だった……俺を追ってきたばかりに……

彼の恋人に詰られたよ。“なんであんたが死なないんだ!?”って」




「そんなことないよ!!」




「……その通りだと思った。 

本当に生きなきゃいけないのは彼なのに……生きたいのは彼なのに……

暫くショックで堕ちることも上ることも出来ないでまさに腑抜けだった。

でも、ある人から助言されて、こんなことじゃダメだって……だからその分頑張ろうと思った」




「……っ!! うん!! そうだね!!」





予想以上の蓮の心の傷に掛ける言葉を失っていたキョーコだったが





前向きな発言が出たことから可愛らしい顔を上げて大きく頷いた。





「必死にやったよ。 

全てを捨てて、全てを変えて何もかも……そうしたらね、飛べたんだ」




「良かった!! 良かったね!! コーン!!」





キョーコは心から喜び座っていたベッドから飛び上がり、窓辺にいる蓮の元へと寄った。





「ホント驚くくらい高く飛べて、漸く周りにも認められたよ……」




「それはコーンが凄く凄く頑張ったからでしょう?」




「回りの要求を自分の要求だと思ってやってきた。

自分でもよくやってきたと思うよ……」




「コーン?」




声のトーンが変わってきた蓮にキョーコが訝しげに名前を呼んだ。





「助言を受けて頑張ってきたけど、ここに一度巣食った悪魔はそう簡単に滅びることが無くって

時々俺の胸の奥でザワついて自分を見失いそうになるんだ……」




「そんな!! コーン、駄目だよ!! 

そんなのに負けちゃ!! 追い出そう!! ふたりで追い出そうよ!!」





苦しげに胸に置いた蓮の大きな手にキョーコの小さい手が重なった。





「コーンは妖精界の王子様なんだから!! 

天いところにいなきゃいけない人なんだから!! 負けないで!!」





大きな目に涙を浮かべ寄り添ってくるキョーコの痩躯を蓮の逞しい腕がきつく抱きしめた。





「……っ!?」




「ありがとうキョーコちゃん……キョーコちゃんならそう言ってくれると思った。

俺、負けないように頑張る、よ……だから……」




「うん!! うん、コーンなら負けないよ」




予期しない抱擁に包まれながら蓮の掠れる返事に湧いてくる涙をキョーコは懸命に堪えた。

懸命に堪えたからこそ気付かなかったのだ、蓮の美しい顔が間近に迫ってきたことに。





「だからキョーコちゃん、俺の呪いを解いてくれる?」




「ふぇ……わたしが、コーンの呪いを?」




「キョーコちゃんの純潔で……」




「へっ?」





間抜けな返事で顔を上げたキョーコの目に入ってきたのは何度見ても蓮とそっくりな高い鼻梁に薄い唇。

整った眉にカーテンが閉まって光に透ける事のない翠珠。

余りの近さに動けずにいたキョーコのぷっくりとした唇に蓮のそれが重なった。

熱を分け与えるかのようにしっとりと押し付けられたそれはちゅっと音を立てて離れると

直ぐに角度を変えて押し付けてきた。

ただ、一度目と違うのはキョーコの首の後ろをしっかりと押さえ込み顔を背ける事を赦さないと言うものだった。





「んっ!! んんんっ!!  んんんっ!!!!」





漸くことの次第を理解し、キョーコが抵抗を始めた。

しかし、がっしりと抑えられた大きな手はキョーコの柔らかい髪の毛に埋まりながら固定され、

華奢な背中に回された逞しい腕はキョーコに逃げる術を与えなかった。

渾身の力を込めて蓮の厚い胸板を叩こうと突き放そうとしても

蓮の力は緩むことなくキョーコを閉じ込めて行く。

やがて口付けに慣れていないキョーコが息苦しさに口を開けた瞬間を逃さずに

蓮は自分の肉厚の舌をキョーコの口の中へ捻じ込み、綺麗に整った歯列を割り奥歯まで舌を伸ばした。

上顎のざらつきを舐めるとキョーコの細い身体が蓮の腕の中で大きく震えた。





「はっ……ぁぁっ!! んんぁぁ……ゃっ!!」





口付けの合間にぴちゃぴちゃと言う水音とキョーコのくぐもった声が上がる。

蓮はこれでもかと言うほどキョーコの唇を貪った。

逃げ惑う舌を搦め取り痺れるほど強く吸い上げる。

キョーコの甘い唾液を味わうように嚥下し、自分のそれもキョーコの細い体躯に滲み込むように流し込んだ。

口付けにすら翻弄されるキョーコがそれを上手く飲み込めず、口の端からだらしなく零れ落とした。





「ダメだよ。 きちんと飲まなきゃ」





漸く唇を離した蓮が小さい子どもに諭すように甘いテノールを響かせる。





「ゃ……コー……なん、で……?」





キョーコは大きな茶色の目から涙をぽろぽろと流した。





「だってキョーコちゃん、幻滅させるって言ったのにしないって言ってくれたから

“ふたりで追い出そうよ”って言ってくれたから、本当に助けて貰えると思ってね」





蓮は切れ長の目をすっと眇め口角だけを上げて、キョーコにゆっくりと体重を掛ける。

二人分の体重がばふっとベッドに沈み込んだ。





「あっ!! んんんっ!! ……やめ……」




蓮にのし掛けられキョーコの痩躯がベッドに縫い付けられる。

身動きの出来ないキョーコに蓮は執拗に口付けその甘さを味わい続けた。

舌の付け根から歯茎の裏を擽り、先ほど顕著に反応を返した上顎はより丁寧に舐め上げる。

くちゅっ、ぴちゃと言う生々しい音が爽やかな部屋に響いた。





暫くご無沙汰なコッチの過去を振り返っても

これほど口付けを愉しんだことなど無いと蓮は思い起こしていた。

キスやセックスなど所詮、粘膜の擦り合いなのだから気持ち良くって当たり前なのだし

相手から求められれば応えるのも当たり前と思っていた。

なのに、今は違う。 

どんなに抵抗されてもキョーコに触れて感じたくってしょうがなかった。

キョーコの肌全てに触れ、全てを見てその目に焼き付けたかった。





―――どうしてこんなに焦っているんだろう?





幾度もしてきたこの行為にこんなにも抑えの効かない衝動に蓮は愕然とした。

以前、キョーコに触れる機会があればキョーコにも同じように思って欲しいと思っていたが

どうやらそれは永遠に来ることがないと分ったのも箍が外れてしまった原因の一つなんだろうと

蓮は今更ながらに胸の中で手を打った。

キョーコの中の神々しいまでの蓮(じぶん)の理想像に独りのオトコだと言う立場さえ否定された気分だった。
 
今まで、日々募る想いを演技と言う名に摺り変えて自分を誤魔化してきた。

それも蓮がキョーコに一番近い存在であると自負してきたからだった。

キョーコの魅力はこれから日々が経つにつれ周りが放っておかなくなるだろう。

だがしかし、貴島然り周囲の馬のホネからどんなに好意を示されても

キョーコは相変わらずの自身の恋愛を全否定し貫き通すだろう。

況して揺るがないようにキョーコの一生涯の純潔を強いたのも自分だった。

それは他のオトコ同様蓮と言う存在がまったく以って

箸にも棒にも引っ掛かかりようもなくなっていくのを示していた。

余りにも傲慢だと蓮は心の中で舌打ちした。

しかし仮に、キョーコがこのまま他人のモノにも蓮のモノにもならないと

先ほどのように言うのならばキョーコの望む理想の先輩像を

一生演じ続ければ側に居れるのではないかと思った。





―――キョーコが一生涯純潔を通す





それは誰もキョーコの心の中に入り込むことがないことを意味する。

それは例え恋愛じゃなくともキョーコの心の中に1%すら久遠が存在する事を赦さない。

じゃないと度々久遠に嫉妬する蓮(じぶん)が見えるからだ……

だけどそれじゃ久遠(コイツ)がキョーコに救われたことを知っているのに

この儘久遠(コイツ)だけ葬り去るのはあまりに不憫だから……






―――久遠(コイツ)への鎮魂としてキョーコちゃん、キミを、抱きたい―――







蓮はキョーコの愛らしい顔に口付けの雨を降らせ、真っ赤に染まった耳殻に沿うように舌を這わした。

触れる場所全てとの思う通り、その小さな孔(あな)も愛でるように舌先を突っ込むと

キョーコの鼓膜にぐぷっと意識が飛びそうな水音が響いた。





「やっ!! イヤっ……コーン……やめ……て」





キョーコはしゃくりを上げながら蓮に懇願した。





「キョーコちゃん……トカゲの尻尾も毒ヘビのキバも要らないから古より変わらない伝統的方法。

処女(おとめ)のキミにしかできない方法。

キョーコちゃんの生き血、処女(おとめ)の証で俺の魂を浄化して欲しい」




「でも……こんなのちがぅ」




「それで俺の邪悪な呪いは解け、魂から悪魔は完全に出て行って俺は妖精の国へ帰れる」




「で、でも!! ごめんなさ……だめな……これ……ぃじょ」





予想外の大役に逃げ場無く追い詰められ

キョーコは大粒の涙をぽろぽろと流しながら力なく頭を横に振った。





「なんで? なんでもしてくれるんじゃなかったの?」




「だってこんな……」





淫猥な行為に浸ろうとしているはずなのに捨て犬のように

縋ってくる恐ろしいほどの隔たりにキョーコが言葉を無くす。

蒼白になったキョーコに蓮は妖艶な目付きで微笑んだ。





「王子様の呪い解きに愛の行為は必須だろう?」




「ひっ!! うんんんんっ!!」





吸われ過ぎで腫れぼったくなったキョーコの唇がより濃厚な口付けを受ける。

息継ぎの間を与えない性急なそれにキョーコに意識が朦朧としてきた頃

蓮の甘いテノールがキョーコの鼓膜を擽る。





「俺の舌も吸って?」





キョーコの赤い舌先がちろりと蓮のそれを舐めその口腔に迎え入れた。

ちゅっと吸い上げると甘美な痺れがキョーコの脳髄をより麻痺させていった。





「上手。 キョーコちゃんのキスは本当に甘いね」




「……ゃっ」





ご褒美にと啄まれる口付けでさえキョーコにじわじわとした焦燥感を齎した。

その熱を育てるように蓮はキョーコの細い首筋に顔を埋め、

キョーコの素肌の甘さを堪能するように舐めては吸い赤い華を散らしていった。





「キョーコちゃんはどうしてこんなに甘いんだろうね?

本当は全部砂糖で出来ているんじゃないの?」





蓮はキョーコの綺麗に浮き出た鎖骨を唇で食みながらうっとりと呟いた。





「あああっ、や……め、コーっ……」




「まだそんなこと言っているの? もうこんなになっているのに」





力を無くしているのに尚も抗おうとしているキョーコに

蓮はくすくすと微笑み口付けの合間に手際よく剥き出しにした小さめだが容(かたち)のよい

乳房のツンと尖った乳首をぺろりと舐めてみせた。





「ぃゃ……っ!!  ああっ!! 」




「少ししか触っていないのに、ほら、こんなに尖らせてもっと触って欲しいって言っている」





蓮は羞恥に震えるキョーコの白磁の肌に大きな手を這わせて

恰(あたか)もキョーコの本音を叶えているように不埒に動き回させた。





「ちがっ……ちがうの……コー……やっ、んんんっ!!」





キョーコが顔を振って打ち消そうとしていても

蓮は構わず柔らかい双丘に顔を埋め綺麗な桃色の果実を口に含んだ。

張りのある先端を舌先で押し付けて掬うようにきつく吸い上げるとキョーコの背中が浮き上がり、

受けている刺激の強さを蓮に伝えた。

現実を拒むようにキョーコがぎゅっと目を瞑った。

コーンを助けたいと言ったのはキョーコの偽ざる本心で、

なんでもすると言うのも本心だけど純潔を求められるのは想定外だった。

蓮への恋心を認めたけど、告げることなく貫き通そうと社長室で決めた想い。

他に好きな女性がいる蓮と永遠に愛し合うことなどないけどせめて肌に最初に触れる

この純潔を捧げる相手が蓮ならば失っても悔いは無いものを

こんなことになるのならあの時カインになった蓮に

少しは捧げておくのだったとキョーコは激しく後悔していた。

コーンに愛撫されたところが火傷したようにじんじんと疼き出しキョーコの身体の奥に何かを溜めていった。

他人の融けそうな熱い口腔に身体の一部を食まれ、舌の表面がコリっと勃った乳首を包み込む。

仔猫が球で遊ぶようにコーンの舌先が縦横無尽に動き回りキョーコに生まれて初めての快楽を与えていく。




「あああっ!! いやぁっ!! 助けっ……敦賀さ……!!」




「……本当に彼を頼りにしているんだね? 羨ましいよ」





キョーコの叫び声にぴくっとした蓮がゆっくり顔を上げた。





「だ……って、だって……やくそくを……純潔を守るって約束を……したんだもん」




「……大丈夫だよ……俺の一大事だから彼も許してくれるよ。

それにキョーコちゃんさえ黙っていればバレないだろう?」




「ひどっ!! それに違う……違うのよコーン!! あっ!! いや……っん……」




「そうだね……ヒドイね」





蓮は自分の唾液で濡らしたキョーコの勃った乳首を指先で挟みながら切れ長の目を細めた。

翠の煌きが瞳の奥にすっと消えていく。

些細なことにも敏感になった肌に唇が触れそうなくらい顔を近づけ空気の振動を伝えた。




 
「でもね、俺、わかったんだ。キョーコちゃんしかいないって

俺の呪いを解けるのはキョーコちゃんだけなんだって」




「そんなことな……」




「あるよ。 だから逢ったんだ。 今日此処で」





キョーコの否定を掻き消すように蓮は声を被せた。





「キョーコちゃん、愛しているよ」




「……っ!!」





蓮と同じ顔で、同じ唇で、同じ声で一番聞きたかった言葉がコーンの口から紡がれた。

他の女性を想う蓮から絶対に聞くことのない言葉。

瞳の色が違っても蓮と同じ切れ長の美しい目は情熱を以ってキョーコを見つめてくる。





「ひど……い。 酷いよコーン……敦賀さんと同じ声で……」





押し留めた想いがキョーコの目から大粒の涙になって溢れ出した。





「泣かないでキョーコちゃん……

そんなにこの顔とこの声が嫌なんだ……」





自分を見下ろす蓮にキョーコは顔の前で手を組みぶんぶんと顔を振った。





「好き……すぎるの」




「……えっ?」




「好きなの……敦賀さんには絶対言わないけど、好きなのよ。 とっても……

だからコーンは敦賀さんじゃないのに、敦賀さんに言われた気がしていやなの……

コーンを助けたいのに、キスは……こういうのは敦賀さんじゃないのがいやなの……

ごめん……ごめんねコーン……わたし、わたし……」





キョーコの上で驚き固まる蓮の顔を見ることなくキョーコが胸に溜まる想いを吐露した。





「嘘だろう? 最上さんが俺を?」




「……えっ!?」





蓮がキョーコの頭の両側に手を付き、キョーコをまじまじと見つめた。





「もう一度言って、キョーコちゃん。 誰が好きなのかって」




「ええええっ? つ、敦賀さんよ? どうしたの?

それより今わたしの苗字を言った? どうして知っているの?

どうして“俺を”なの? ねっ、コーン!!」





疑心暗鬼に質問してくるキョーコに蓮は感づかれないようにふぅっと息を吐いた。





「……キョーコちゃん……俺たち大人の妖精はこの世界ではスゴク不安定な生き物なんだ。

長く一緒に居る人の意思に左右されることが多い……」




「えっ?」




「キョーコちゃんと逢った時、キョーコちゃんが最近心の中で反芻した男性の姿がこれだった。

この姿はキョーコちゃんの好きな人のだから当然思い入れがとても強い。

そしてこの姿を借りているうちに俺は“敦賀さん”の気持ちに段々同調してきたんだと思う」




「敦賀さんの気持ち?」




「うん、きっと敦賀さんもキョーコちゃんのことが好きらしいよ」




「えええええっ!? 有り得ないわ!! 敦賀さんには他に好きな女性がいるはずなのよ!?」




「キョーコちゃんの勘違いだと思う。 同調している俺が言うんだから間違いないよ」




「それこそ勘違いよコーン!!」




「違わないよ。 それよりキョーコちゃん?」




「はい?」





コーンの突然の告白に、気持ちの整理をつけず

あたふたしているキョーコに蓮が再び覆い被さり名前を呼ぶ。

キョーコが現状を思い出しゴクリと息を飲んだ。






「俺ね、改めてわかったんだ」




「……なにを?」




「なんでこんなにもキョーコちゃんを求めていたのかって」




「……っ!!」




「キョーコちゃんが敦賀さんを求めていて、敦賀さんもキョーコちゃんを求めていた。

その強い気持ちに呪いから解放されたい俺が反応してこうしちゃったって……

吃驚させちゃってごめんね」





コーンの謝罪に安堵したようにキョーコから緊張感が解れた。





「でも、後悔はしていないよ」




「えっ? ……コーン?」




「いま俺たちはスゴク同調し合っていてこの身体の中で混在し合っている。

これからキョーコちゃんの肌に触れるのは俺の身体に同化し始めている“敦賀蓮”だ。

そしてこの行為が終わったら呪縛から解き放たれ俺は消える。

キョーコちゃんと朝を迎えるのは黒い髪の敦賀蓮だろう。

ちょっと不安だろうけど俺の言う事を信じて身を任せてくれる? 最上さん」




「敦、賀さ……ん!!」





大きく見開いたキョーコの目を隠すように蓮の手がそっと瞼に乗せられた。





「ずっと好きだった。 ずっと…… もう誰にも久遠にも渡さない」




「う……そっ、ああああんんっ……!!」




「本当だよ。 前から好きだった」





積もり積もった蓮の思いを伝えるかのような濃厚な口付けの合間に

言えずにいた言葉たちが先を争って出ようとしている気がした。

どちらかを優先しなければいけない苦しさに胸が熱くなってくる幸せを

蓮は生まれて初めて感じていた。

シロップよりも甘いキョーコの口付けを堪能し

自分の手にぴったりと馴染む張りのある乳房を揉みしだくとキョーコの身体がびくっと跳ね上がった。





「やっ……あああっ」




「可愛い。 スゴク可愛いからもっと見せて?」





蓮の蜂蜜のように甘い睦言にキョーコがきゅっと唇を噛み、

自分の目の上に置かれた蓮の大きな手をそっと握った。





「じゃ……この手をどけてください」




「……姿はまだ“敦賀蓮”じゃないよ? 俺(コーン)とこうするの嫌なんだろ?」




「でも、私だけ何も見えないなんてズルイ……

コーンと敦賀さんだけ分かり合っていて

それにコーンが消えるなんてもっといやよ……」





キョーコはゆっくりと大きな手をどけ、その目に涙を溜めて上目遣いでコーンを見上げた。

蓮はぐっと息を飲んだ。





「言い方が悪かった……俺(コーン)の存在は消えない。

呪いの解けた身で向こうに帰るだけ……

そして俺(コーン)、近いうちにキョーコちゃんが驚くような方法で逢いに来るよ」





「えっ!? 何時? 私が驚くようなってどんなことするの?」




「まだ秘密だよ……それより、キョーコちゃんの希望叶えたから続きしてイイ?」




「へっ?」




「俺が表面に出てくるとね“蓮”がスゴクやきもちを焼いて拗ねるんだよ」




「敦賀さんがやきもちを? 拗ねるって……?」




「ああ、キョーコちゃんに触れるのは自分以外許せないらしい」




「そ、そんなこと……」




「あるよ。 アイツがキミにキスした時俺がどれほど嫉妬で狂いそうになったか

キミに気持ちがないから許せたけど他に誰もいなかったら確実にぶん殴っていたよ」




「敦賀さん?……あ、アイツってショータローのこと?」




「その時から既に俺はキミにメロメロなんだよ最上さん」





小さく肯きながら蓮は蕩けそうな笑顔を見せた。





「ご、ごめんなさい……あの時はどうしようもなくって……」




「うん、見てたから知っているよ。 大丈夫俺が全部塗り替えてあげるから

もう全て俺しか思い浮かばないくらい全身全霊をかけて愛してあげるよ」




「ま、まって!! ゃっ、んんっ!!」





蓮はキョーコのシャープな頤を長い指先でくいっと掴むと柔らかい唇の輪郭を器用に舐め上げた。

キョーコの白い肌に散らばる赤い印を避けるように唇を滑らし、

ミルクよりも甘い素肌を仔犬より味わっていった。

愛撫ごとに揺れる無駄に贅肉の付いていない綺麗な腰のラインを隠す

パンツのボタンを外し蓮は逸る気持ちを抑え、丁寧にチリチリとチャックを外す。

ヒップの丸みに手を伸ばしそっとパンツを剥ぐとキョーコらしい清楚な下着が現れた。





「可愛い下着だね」




「やっ!! やめ……てっ!!」





嬉しそうに目を細めた蓮が小さな布に手を伸ばすとそれはもうしっとりと湿り気を帯びていた。





「ああ、ごめん。 かなり我慢させていたね」




「えっ? なに? きゃああああ!!」





蓮は大きい身を起こすとキョーコのパンツと下着をさっと脱がした。

驚愕の余り声にならないキョーコの叫び声が上がった。





「な!! ……っ!! ……なにするんですかっ!! ははははは破廉恥です!! かかかかか返してください!!」





「そういうことしているから破廉恥は否定しないけど、

途中で止まったりしたから結構辛かっただろう?」




「つつつ辛いってなんのことですか!?」




「だって最上さんこんなに濡れているのにまだイってもいないだろう?」




「いやっ……さわらないでっ、ああああっ!!」





自分以外触れたことがない場所に蓮の指が触れキョーコの身体がびくっと震えた。




蓮の指先にキョーコの溢れ出た蜜が搦みつく。





「やっぱりスゴク感じ易いんだね。 もうぐしょぐしょだ」





濡れた指先をにちゃにちゃしながら蓮が目を細めた。





「ひっ……!! ご……ごめ……さぃ、あああっ!! さわら……な……で」





蓮に含み笑いと共に自分でも知り得ない現状を告げられキョーコが大きくしゃくりを上げた。





「どうして謝るの?」





「だ……って、わた……こんな、はしたな……くて……敦賀さんに、きらわれ……る」




「ああ、大丈夫だよ。 バカだねこんなことで嫌いになるなんてあり得ないよ。

逆に嬉しくって堪らないんだ。

可愛いキミをはしたなくしているのは俺で、俺で感じて淫れるキミはとても可愛い。

俺しか知らないキミがとても愛しいよ。 最上さん」




「敦賀さ、ん……ああああっ!! そ……ゃっ!!」





キョーコの薄い茂みの中で蓮の指があるモノを探して動き始める。

でもそれは決して性急ではなくキョーコの官能を導き出すように慎重に動き出し、

ぬるりと纏わりつく粘着質の蜜を使い茂みの奥にひっそりと隠れている小さな芯を目指していく。





「ひゃ……!! あああぁっ!!」





キョーコの柔らかい褥に隠れているぷくっと膨らみだした小さな芽を見出し

指の腹でそっと触るとキョーコが小さく悲鳴をあげて痩躯がびくっと跳ね上がった。

その反応から恐らく自慰もしたことが無いのだろう。

蓮はキョーコの芽を守る固い蕾を慎重に捲っていった。

ゆっくりとキョーコのそれを剥く度にとろりと溢れ出る熱い蜜に蓮の下半身に溜まる熱も増えていった。

自分の屹立にキョーコの蜜を塗すことを想像すると背中にぞくぞくと電流が走る。

蓮は真っ赤になりながら濡れた唇を噛み、

初めての快感に耐えようとしているキョーコの鼻先に優しくキスをした。





「唇切りそうだから噛んじゃダメだよ? 気持ちいいの? もっと声出していいよ?」




「い……ゃ、でき……なっ……あっ、あああっ!!」




キョーコの口から嬌声が零れる度に白い内腿に緊張が走り出す。

蓮は綺麗に爪を整えた指先でキョーコの花芯を愛撫していく。

びくびくと身体の跳ねと呼応する花芯は熱の解放を訴えて打ち震えていた。





「イって……イって、最上さん俺の指で……」




「あああっ、ゃっ!! ……が、……さ……あああああんっ!!」





蓮が小刻みに指先を動かしその願いを叶えていく。

拙く腰が揺れ始めた頃蓮は硬く尖った胸の頂きを口に含み、

大きく膨らんだ花芯をコリっと押しキョーコを高みへと導いた。

キョーコの甲高い声が響き、小さな身体がびくびくと跳ね初めての絶頂に浸りだす。

大きな目は潤んで空を見つめ、

白い肌は薔薇色に上気し、細い四肢を気怠げに投げ出してベッドに沈むキョーコの姿を

蓮は蜜に濡れた指を舐めながら蕩けそうな眼差しで見つめた。





「すごく綺麗だ……そしてすごくいやらしくってどうしてくれようね?」





楽しげに呟き、上体を起こしシャツをベッド下に脱ぎ捨てると

希臘(ギリシャ)の石像のような体が現れた。

男らしい喉仏が上下に軽く動く。

なだらかに盛り上がった肩に張り詰めた胸筋が美しく映えるシルエット。

キョーコが見ていたらもう一度惚れ直したことだろう。

ジーンズのジッパーをちりちりと下げると下着の上からでも分る昂ぶりに蓮が苦笑いを浮かべた。





「ホント余裕無いな……格好悪い」





これからもキョーコと共に過ごして行く限り余裕などないのかもしれないと

蓮は北叟笑(ほくそえ)みながら下着とジーンズを脱ぎ捨て

キョーコの小さい身体にそっと覆い被さった。





「大好きだよ」





漸く伝える事を許された言葉を口にすると心の底からキョーコへの愛しさが湧いてくる。





「大好きだ」





蓮はその言葉をキョーコに刻むように肌理細かいキョーコの身体に唇を滑らしていった。





「あああっ……はぁ……やっ!!」





初めて絶頂を迎えた身体は、より過敏になっていて蓮の愛撫にざわっと肌を粟立たせていく。

びく、びくと痩躯を捩らせる動きに合わせて蓮はキョーコの脚の間に入り込み

しとどに濡れそぼったキョーコの薄い茂みに顔を埋めた。





「ひぁっ!! ななななっ!! いっ、いやっ!! いやっ!! やめ……ああああっ!!」





法悦に微睡(まどろ)んでいたキョーコが想像以上の愛撫に慌てて抵抗を始めた。

しかしがっしりとキョーコの腰を抑えこんだ蓮は予定通りと臆することなく行為を続けていく。

ぴちゅぴちゃと卑猥な水音が部屋に響く。





「ああっ……あ、うんっ……はぁ、ゃっ……」





最初、羞恥に戸惑いの声をあげていたキョーコだったが、

やがて甘さを含む嬌声に変わっていった。

キョーコの溢れ出す蜜は極上で蓮の渇きを潤していく。

蜜に誘われるように茂みに隠れる外陰部を舌先で探っていくとキョーコの太腿がぴくぴくと震えだす。

蓮はその反応に快くしながら丁寧に大陰唇を拓いていくと

ピンク色の蜜口がひくひくとひきつかせながら更なる刺激を待っていた。

蓮は小陰唇をそっと拓き尖らせた舌先を挿し入れた。





「やぁっ!! ああああっ!!」





キョーコが一際高い声を上げた。
全てを融かしそうなキョーコの体内の熱さに

蓮はますます昂まる自身を抑えながら一心に奉仕を続けた。

蓮が舌を動かす度に熱い蜜がじわっと湧き出る。

蜜口の上の方で愛撫を求めてぴくぴくと膨れ上がっているキョーコの

花芯と共に吸い上げると小さな身体はがくがくと震えだした。





「ゆび、挿れるから……」





額に薄っすら汗した蓮は口の周りの蜜を手の甲で拭うと

男らしい節のはっきりした中指をキョーコの蜜壷へと挿し込んだ。





「……いっ!!」





ぴりっとした痛みがキョーコの身体を駆け抜ける。

鈍痛に柳眉を顰める痩躯を労わるように蓮は花芯にも指を伸ばし痛みを逸らした。

蓮が手を動かす度にくぷっといやらしい水音がたった。





「あああっ……ふっ、ぅ……はぁ、ああ……つる……」





蓮の手の動きに合わせるように細い腰を捩り艶を含んだ嬌声を上げ始めた

キョーコの肉壷に一本ずつ指を増やしていった。

温かくざらつく内壁を傷付けないように慎重に手首を回すとキョーコの背中が浮き上がる。





「すごく、感じ易いんだね」




「あ、ああっ……」





蓮が静かに指を引き抜くと銀の糸が現れすっと宙に消え、

代わりキョーコの口から名残惜しげな声が洩れ出た。

蓮はにやりと口の端を上げると指を挿れていた場所へと舌先を潜らせた。





「ああ!! ゃっ、そこっ……あ、あああああっ!!」





舌で突っつく度に上唇で花芯も共に愛撫していく。

ぷるぷると震えだす内股が新たな絶頂が近い事を蓮に教えた。

蓮はずずずっと態と大きな音を立てキョーコの溢れ出る蜜と真っ赤に膨らんだ珊瑚のような花芯を吸い上げた。





「ひゃぁ!! つ、つ……ま、たっ……あ、あああああっ!!」





一度目のそれよりも強い電流がキョーコの肢体に流れた。

目元を赤くして息を乱すキョーコを受け止めるシーツの感触や

自分を纏う空気さえ些細な刺激となってキョーコの目から涙が溢れ出した。

脚線美を誇る脚が爪先までも痙攣し、その美態は蓮の、オトコの嗜虐心を煽り立てた。





「そんないやらしい顔俺以外に見せたら赦さないよ?」





蓮はぼそりと呟くとほっそりとした美脚を両肩に掛け、

先走りの津液が零れる屹立をキョーコの戦慄く蜜口へと宛がった。

蓮の体温にキョーコの蜜口がひくっとひくついた。





「挿れる、から……そのままでいてね」





蓮はキョーコの蜜と自分の体液を混ぜ合わせるように数回性器を擦り合わせると

ゆっくりとキョーコのナカへ切っ峰を埋め込んだ。

喉に引っ掛かった悲鳴があがった。





「やぁっ!! ……いたぃ!! 痛い……やめ!! ……っ……が、さ……おねが……」





息を飲み身体を縮こませるキョーコに蓮も同じく息を飲み込みふうっと息を吐いた。





「ごめんね、痛いよね……息、大きく吸って吐いてごらん?」




「だ、だめ……でき、な……できな……ああん……う、んっ!!」





痛みに顔色をなくし惑乱するキョーコの身体の柔らかさを活かし、ぐっと折り曲げたまま

蓮は啄む口付けから激しく音の立つものへと交わりを深くしていった。

小さな薄い舌を吸っては搦めて口の外へと誘い出す。

空中でそれらが縺(もつ)れ合う画はひどく淫猥で苦しげな息遣いと水音が狭い部屋に響き、

キョーコの口の端からはどちらのものとも分らない唾液が伝わって落ちていった。

口付けに夢中になるキョーコに蓮がずずずっと体重を掛けながら肉壷に欲望を収めていく。

蓮のはち切れんばかりに怒張した屹立がキョーコのナカに全て収まり

一段と距離が近くなった蓮がしぶしぶ嬲り続けた唇を離した。




「全部挿いったよ。 よく頑張ったね」




「んんっ……はぁ、はぁ……」




酸欠に程近いキョーコがその意味を理解できたのかは定かではないが

大きく息を吸って吐くとこくんと肯いたように見えた。




「もう少ししたら動くね?」




蓮の艶を含んだ熱い吐息にキョーコの身体がびくっと震えた。




「本当に敏感で可愛いね」





そろりと蓮が動いた疼痛にキョーコの細腕が縋るものを求めて宙を掴んだ。




「ひゃっ!! ぃ……たっ!!」



「辛いんだね……俺の背中に手を回して」





しなやかな脚の拘束を緩め、蓮はキョーコの腕を自分の首に導いた。





「辛い分俺に縋ればいい。なんなら爪立てたっていいんだよ?」




「だ……め、そんな……」




「いいんだ。 俺がしていることが俺に還ってくる。 これは神の祝福だよ」




「敦賀さ……ひゃぁ!! あっ、ああああっ!!」





蓮の探るようなゆっくりとした抽挿にキョーコがきつく蓮にしがみついた。





「いいね。 すごく……最上さんが俺の腕の中にいるって実感する」





キョーコの柔らかい耳朶を食みながら蓮が嬉しそうに目を細めた。

小さな抜き挿しからぬちゅっとあられもない水音を立てる律動に変わり始めると

キョーコの喘ぐ声にも一定のリズムが生まれ始めた。





「あっ、……ああっ、ゃ……んっ!!」





無意識だろう時々蓮の背中に回された細い指先がぎっと爪を立てた。

ぴりりっと走る激痛が恍惚に飛びかけた蓮の意識に痩躯へのセーブを促す。





「つ……がさん、もう……だ、め……のうみ、そ……とけて、ヘンにな……る」





柔らかいとは言え、目一杯開かされたキョーコの股関節が軋み痺れを齎す。

内股にはこれまでにない緊張が走って美脚は攣る一歩手前なのだろう。





「俺も、限界だよ……一緒に融けてひとつになろう……」





綺麗にくびれた細い腰を抱え直し、ぱんぱんと肉同士がぶつかる音がするほど

蓮が引き締まった腰を激しく打ちつけた。

強くなってくる突き上げにキョーコが背中をしならせる。





「あああっ!! ……つ、……あっ、だ……めっ……もう!!」





必死に縋るものを求めて彷徨う小さな手を握り返し、蓮が愛しげに指を絡めキョーコを受け止める。





「俺の名前。 ……蓮って名前呼んで?」




「れん?」




「そう、愛しているよキョーコちゃん」




「蓮さ、ん……れ、ん……っ」




「それ、スゴクいいね。 キョーコちゃん」





キョーコを絶頂へ導く為に蓮が腰を大きくグラインドさせキョーコの最奥を目指す。

力強く、ずくんっと一番深いところを蓮の硬い楔に穿たれ

キョーコの肉壷がびくびくと小刻みな痙攣をひきおこした。




「あああ、……ゃっ、ああっ、ゃ、だ……れ……ん、あああああっ!!」




「えっ!? ……く……ぅっ……っつ!!」





搾る取るようなキョーコのナカの蠢きに蓮が堪らず呻き声をあげ、

穢れを知らない場所を熱い体液が濡らした。
 




  ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ 









言葉通り融け合っていた。

蓮を包むキョーコのナカで感じる鼓動と自分の欲望の脈動がひとつになる。

柔らかな栗色の髪に顔を埋め、びくびくと打ち震える小さな身体を腕に抱いて蓮が大きく息を吐いた。

初体験なキョーコと共に果てる幸せに胸が一杯になってくる。

突発的な出会いで想定外に抱いてしまったことには後悔は無かった。

ただ、何の準備もなくこの行為を行うことは万が一の時にキョーコに多大なる負担を強いてしまう。

だから、せめて吐精は体外でと思っていたのに……

キョーコが絶頂を迎えた瞬間、熱い内壁が突然自分のまだ硬い肉棒に搦みついた感触だった。

貪欲に快楽を求め煽り立ててくるソレに、我慢できなかった抑制。

初めて経験した愛の交歓の悦びと強烈な快感に堪らず射精してしまった失態が蓮の中で綯い交ぜになる。

しかし、前者の方が勝っていた。

じわじわと湧いてくる幸せが体を満たしていくのが分った。

胸の奥から指先に広がる充足感。

蓮は長い間凍り付いていたものが溶けていくのを感じていた。

これから何があってもキョーコを離さないしまたキョーコも離れることがないだろう。

蓮は漸く顔を上げキョーコに軽く口付けた。





「キョーコちゃん身体大丈夫? 

ごめんね、俺ナカで出しちゃったけどきちんと責任はとるから安心して……

キョーコちゃん?」





蓮の謝罪を他所にキョーコの安らかな寝息が静かに音を立てる。

時折、絶頂の余韻に跳ねるのと目尻の涙の後が気の毒だがその寝息はとても気持ち良さそうだった。





「あれ?……

もしかしてイっちゃった儘? 本当に奇跡みたいな子だね」





蓮がうっとりと頬にキスするとキョーコの身体がびくっと震えた。





「起こしたら可哀想だからほどほどにだね……ってか、

目覚める前に敦賀蓮(おれ)になって戻って来ないとね。 約束だから……」





蓮はベッドの下に落としたジーンズのポケットの中から携帯電話を取り出した。

ふとベッドサイド横にある鏡の中の自分と目が合った。

憑き物が取れたような穏やかな久遠が照れたように微笑む。





「近々この子に教えないとな……」





蓮はキョーコを見つめて優しく微笑むと携帯電話の電源を入れてベランダの外へ出た。


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氷樹といいます。
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蓮×キョ好きです。

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