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(サブタイ) サド企画 (2)

まさかの (2) です・・・


続くなんて吃驚してます


サド企画なんで、ェロなしです。

敦賀サン、愉しませません←オニ













ああ・・・今夜も眠れない。




暗闇の中、月光に浮かび上がる細身のシルエットを見つめる。



―――キョーコは時々寝相が悪いかも・・・
    でも、それすらも可愛いと思う俺はもう末期だろうか?

    けど、悪いと言ったってエビフライのような形になって、
    ゴロゴロと広いベットの中寝返りを打ちし、百面相をする位だけど。

    そう言えば、寝返りをよく打つのは疲れているからだと以前聞いた事がある。

    それならば彼女は最近疲れているのか?
    将又(はたまた)忙しい夢でも見ているのだろうか?・・・

    取り敢えず、今夜も楽しそうに微笑みながら俺の横で熟睡している。






最近、キッチン付の部屋に移った為、蓮達の食生活はかなり改善されてきて
身体の調子自体は徐々に上向きになってきたとキョーコは喜んでいたが、

と同時に訪れた蓮の寝不足に対する疲労は蓄積され、
カインを益々他人には無愛想なものに変えていった。


ソレは昼間も最愛の妹セツカからも心配されたこと。



撮影現場の端で休憩の合間にセツカがカインにコーヒーを差し出す。


「兄さん、顔色が悪いわ・・・調子良くないの?」


心配の顔色を浮かべるキョーコに寝不足の本当の理由など
言えるワケが無い蓮は努めて明るく答えた。


「・・・このところ撮影が長い所為か・・・疲れが溜まって来ているんだろう」

「そうね・・・最近オシている所為かちょっとハードよね」

「セツこそ大丈夫か・・・?」

「うん、アタシは大丈夫・・・
そうね、疲れているなら、晩ゴハンは少し精の付くものにしようかしら?」

「否!要らない」


間髪入れずに蓮は強く否定した。


「へ?」


余りの強い拒否にキョーコは鳩が豆鉄砲を食らったような顔をして返す。
自分でも強くなった声に動揺しながら蓮は悟られないように続けた。


「いや・・・その、あっさりしたものがイイ」

「んもぉ、そんなコト言っていたらバテるわよ」

「・・・頼むよ、セツ?」


最愛の兄、カインの頼みにセツカは弱い。渋々ながらも了承するしかなかった。


「・・・分かったわ、兄さん。あっさり系のもの用意するわ」

「Thank you、セツ」

「大好きよ、兄さん」


そして交わされる軽いハグとキス。


「「「・・・・・・」」」


スタジオでも何度も繰り返されるその行為は、遠慮がちに取り巻く
スタッフ・共演者達が凍りつく瞬間であった。

セツカにすっかりハマってきたキョーコは、最近仕掛けるのに慣れて来た様子だが、
受け取る蓮は周りには勿論当のキョーコにも気付かれていないが、
それは不意なコトの所為なのか緊張の所為なのか一瞬固まって無表情となり享受していた。



―――俺が仕掛けると最上さんも瞬間固まるんだけどな、それもまた可愛いくって・・・
    けど、こんな生活、クランク・アップまで続けろ・・・ってか?



蓮が高めれば済むと思っていた〝プロ根性〟や〝役者魂〟は最早崩壊寸前のところまできていた。



―――社長、俺も恋するオトコですからね、理性にも限度ってものがあるんですよ(怒)




蓮の悪態の矛先は社長であるローリィへと向かっていた。

そして今、その崩壊の元凶である愛しいヒトと同じベットの上で試されている
ソレはからからに乾いた砂の上でやっている棒倒しの棒のように危うくぐらついていた。



「ふーーー・・・ったく、

こんな時に精の付くモノ何か出されたら遠慮なく襲うよ?

お嬢さん・・・分かってる?」


蓮は溜息を吐きながら恨めし気に独り言を言って、隣でスヤスヤと
気持ち良さそうに寝息を立てているキョーコの柔らかそうな栗色の髪に
手を伸ばしかけた時、華奢な身体が徐に寝返りを打った。


「ぅ・・・ん」



―――!!あ、し・・・足がくっ付くんですけど!!


蓮は心の中で叫んだ。

自分と比べると遥かに小さく、けど温かく柔らかいソレ。



そう、キョーコは時々寝相が悪い・・・
ゴロゴロと寝返りを打ってはソレらが、蓮の身体の一部に触れる。

予測出来ない突然の接触は眠りに落ちかけた蓮の神経を鋭敏にさせた。



そして伝わる温もりは蓮に邪な心を擡げさせる。



―――どうせならもっとくっ付いてくれればイイのに・・・
   
   そうしたら俺は遠慮なく君の華奢な身体をこの腕に閉じ込め
   ムダに贅肉の付いていない綺麗なラインにこの手を這わせ
   その柔らかい感触を堪能できるのに・・・

   コンナコト思っているなんて夢にも思っていないんだろうな君は・・・

   ソンナコト知ったら俺を軽蔑し罵るだろうか・・・
   そして永遠に俺の存在なんか抹消するのかな?



心の奥に昏い焔を灯しつつ、懲りもせずに無意識に手を伸ばすと。


「っ、くしゅん・・・」


キョーコがした小さなクシャミに蓮の伸ばした手が思わず跳ね上がる。
蓮は瞳を見開いて固まった。


「凄いタイミングだな・・・起きているんじゃないか?」


苦笑いを浮かべて愛しい存在をじっと見つめていると、キョーコは少し
寒気を感じたのかもぞもぞと温もりを感じる蓮の方へと擦寄ってきた。


「ねぇ、俺の考え知ってるの?」


蓮はくすりと笑って小さく呟き、その痩躯に近寄り一瞬躊躇の後、
三度(みたび)その明るい栗色の髪に手を伸ばし、柔らかい毛先に
指先を絡め甘い香りが漂うソレに唇を寄せる。


「あっさり系にしてくれたからね・・・今日はコレで止めておこう」


蓮の独り言が聞こえたかのように安堵の表情を浮かべ規則正しい寝息を立てる
キョーコを愛しげに見つめ、満足したように久しぶりに蓮は深い眠りについた。





翌朝、キョーコが早朝の空気を取り込む為颯爽とカーテンと窓を開け
蓮に覆い被さるようにその身を寄せた。


「兄さん、オハヨ。朝だよ、オキテ」

「セツ・・・止め・・・今、さ、触らない、で・・・」

「???」





以前の部屋では滅多に使わなかった朝のシャワーが、
此処では必然的に習慣になったのは言うまでもないことであった。








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蓮×キョ好きです。

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