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ACT157. バイオレンスミッション フェーズ4 より妄想(2)


ついこの前まで雪がちらついていた札幌ですが

少しずつ暖かくなってきました

春の風に誘われて妄想が止まりません

続きモノ、放置してますすみません


今回もェロなしで・・・す。


  あ、そろそろドェロ書きたいですね~










再びキョーコとのじゃれあいを終え、彼女の望んだ通りに残りのパンツを返却し
表へ出るとその愛しい姿は見つからず、代わりゴロツキ風のワルい連中が目に入り
その中に囲まれるようにいる存在を見つけた。

蓮は薄暗くなってきたこの繁華街に、スタイル的にも服装的にも目立つ
キョーコを一人にしておいた自分に悔やみつつ奥歯を噛み締めると同時に
カインとも自分とも区別つかない何かが沸々と湧き上がり腹の中で塒(とぐろ)を
巻くのを覚えた。



       『アタシの持ち出し許可を取ってみてからにしてくれる?
               そこに居るアタシの大事な人に』



「あー?」


キョーコの言葉と投げ掛けられた視線を辿りゴロツキ等の視線が蓮へと集まった。


「・・・何だ何だ、真っ黒くて、でっかくて・・・」

「なに?彼女、アイツの所有物?」

「高々独りで俺たちとヤリ合う気?」

「俺たち、ケッコー強いよ?」


などと口々に好きなことを並べてにやにやしながら蓮を牽制する。

ソレを聞き蓮は黙って胸元のポケットへと片手を忍ばせた。

ゴロツキ等は一瞬身構えるが、そんなことを他所に蓮は煙草を取り出しジッポで
火を点け深く一息吐くと〝BJ〟を降霊させたかのようにその纏う雰囲気を一変させた。


その姿は『心』の存在すら感じられない・・・ 
纏う空気は『殺気』を鎧と凶器にした印象・・・


皆が一斉に水を打ったように静まり返り、ごくっと息を飲んだのが分かった。

蓮の全体像が見えないキョーコでさえ、伝わる空気で足が竦み身体が
小刻みに震えるのを抑えきれずにいた。

蓮は煙草を口に銜えながらゆっくりとその歩を進める。

そしてキョーコを取り囲むゴロツキ等の一人、
同じく煙草を銜えている男の前でぴたりとその歩を止めた。


「なん・・・よ・・・」


蓮の雰囲気に圧倒されながらも漸く開いた口元は引き攣り顔色は血色をなくしていた。

蓮は突き刺すような炯炯(けいけい)たる瞳のまま相手の口元まですっと手を伸ばして、
ピンと煙草を弾き落とすと口元だけをにやりと歪めた。


瞬間に周りの空気が凍りついた。


男がへなへなと座り込むとその背に隠されていたキョーコが
〝BJ〟と待ち合わせした時と同じように蒼くなり佇んでいた。


蓮は動けないキョーコのその手を乱暴に引き寄せる。
バランスを崩したキョーコが座り込んだ男を踏んでしまった。


「きゃっ」

「げっ!!」


予測しないその攻撃は意外にもゴロツキにダメージを与えたようだった。
しかも蓮はその高さをも利用してひょいとキョーコを肩に担いだ。


「ぇっ!!・・・やぁ・・・ぅ」


キョーコの上げた短い悲鳴に我に返ったかのように連中の一人が
声を詰まらせながら食い下がろうとする。


「まっ、待てよコラ・・・」

「・・・何だ?」


振り向きざま投げつけられた怜悧で射るような視線と
地を這うような恐ろしい低音は再びその場を凍てつかせた。


「・・・っ」

「俺のに手ぇ出しているんじゃない、さっさと消えるんだな」


片手にファッションブランドの袋を持ち、空いた手で軽々とキョーコを
片肩に担ぎ上げ蓮は長いコンパスを活かしてその場を後にした。










結局キョーコはホテルまで肩に担がれた状態で連れて来られ、
漸く部屋の中で地に足を着けた。


「やっ、もぉヒドイじゃない!
散々降ろしてって言ったのに荷物じゃないんだから!!兄さんの馬鹿~」

「よく言う、腰が抜けていたクセに・・・
それに荷物が有ったんだからお姫様抱っこは大変だったんだ」

「おっ!お姫様抱っこじゃなかったから怒っているんじゃないの!」


真っ赤に怒り更に抗議を続けようとしたキョーコの口に蓮の人差し指が当てられた。


「イイかセツ・・・お前はただでさえ可愛いんだから、
気を抜いているとアンナノに絡まれるんだぞ?」

「ななっ・・・何言っているの」


キョーコは別の意味に真っ赤になりながら狼狽え俯きながら抗議を続けた。


「・・・違う、アタシは悪くない!兄さんが遅いから・・・
元はと言えば兄さんが悪いんじゃない!

・・・んもぉ、早く来てくれないから変なのに絡まれたじゃない!
怖かったんだから・・・心配だったらイツでも傍に居てよ」


さっきの事を想い出したのかキョーコの大きな瞳から大粒の涙がポロポロと零れた。

ぎょっとした蓮は動揺を隠しながら胸にしっかりと抱き締めその痩躯を包み込んだ。


「悪かったよ、怖い思いをさせた・・・
二度とそんな思いはさせない。絶対離れないよ・・・離さない」


カインを纏っていても抱かれた腕から伝わる蓮の温もりと香りは
〝敦賀セラピー〟としてキョーコに安堵を齎した。


「兄さん、大好き・・・」


キョーコは緩んだキューティ・スマイルで身体を蓮の胸へ預けると
そっと頬に蓮の温かい手が添えられた。

その感触にドキリとして、視線を上げると神々スマイルを
浮かべ覗き込んでいる蓮と目が合った。

静かに沈黙が流れ、ぴきっと固まったキョーコの顔へ蓮の端正な顔が
近付いたその時、きょろきょろきょろきょろ・・・・・・

と糸を引っぱたら鳴く鳥の玩具のような耳慣れない音が二人の間に響いた。



「・・・・・・・・・・・・?」

「・・・・・・・・・・・・!!」



キョーコがまた別の意味で耳まで赤く染め、蓮の腕からするりと離れた。


「ぁ、やっ・・・安心したらお腹空いちゃったみたい・・・ご飯の用意してくるわね」

「・・・頼むよ」


クスリと微笑みながらキッチンに消えるキョーコを目で追い、
蓮は煙草に火を点けソファーに深く身を沈め頭を抑えながら溜息を吐いた。


「ふーーーーーー」


うっかり・・・ヤバかった。

どうしてアノ娘はあんなに無防備なんだ・・・

ボロボロ泣きながら恐怖を訴えられ、庇護を強請られれば思わず、

   〝可愛いーーな!!こんちくしょーー!!
    もっと色んな甘えた顔させてやろーーか!!〟

とか思うのがヒトの世の常ってモンじゃないのか!?


・・・だから、手・・・伸びてしまうじゃないか・・・



もっと俺だけを求めてくれれば・・・

もっと俺だけを強請ってくれれば・・・



コレが二人の関係に良いように発展してくれればと願って止まなかった。



蓮は吐き出した煙草の煙の先を何気に目で追うと
先程買い物をしてきた袋に目が止まった。


ゴロツキは予定外だったが二人での買い物が案外楽しかったのは収穫だった。
これから先も機会を見つけて誘い出そう。

カインとセツカの関係の今なら好きなだけ渡せるから。

けど、更に違うモノを衝動買いしてきてしまったのが
バレたらまた叱られるか、一緒に行かないと言われるか・・・

ま、ソレも時間の問題でまたじゃれあうのもイイかもしれないと思い煙草を燻らし
キッチンの方へ楽しげに視線を踊らせた。

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氷樹といいます。
北の大地に生息しています。
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