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泣いてしまう気がした (8)


またまたヒドク放っぽといてしまいました

ちまちまと作業はしていたものの

所々の詰めが甘くって文章力も無いもので

あらららと1ヶ月

もう本誌感想も書こうかと言うこの時期に・・・

けど、タイトルって適当に付けちゃダメですね

慌てる慌てる   ま、ダメ人間ですので許して下さい



さて、いよいよラストです

一応ダメ人間のワリに頑張りました

コレだけでも辛いのに長編抱えていらっしゃる

他のステキサイト様、凄すぎます


今回、またまた尚が出てきますすごーくすごーーく

ヤな奴に仕上がったと思いますので苦手な方と

またまたフツーにェロなので←フツーかと突っ込みナシ

18歳未満のお嬢様方はお退き返し下さいませね 















長い廊下を歩いていると物陰から出てきた相手から意外な声を掛けられ足が止まった。






「いよぅ、キョーコ。オツカレ・・・さん」

「・・・(バカ)ショータロー・・・お疲れ様、一体どう言うコト?
あんたから労いの挨拶が訊けるなんて気持ち悪いわね」


思わずキョーコの眉間に皺が寄った。


「んぁあ?・・・ったく可愛げのねぇオンナだな。俺だって仕事が絡めば挨拶位するって言うの」

「ふぅーん、ま、いいわ。で、何の用なのよ?」

「俺、今日で最後だしな。で、ちょっとお前最近疲れているっぽいからよ・・・
俺の知り合いの調剤師が作った特性ドリンク―――を渡してやろうと思ってな」

「え?」

「・・・やるよ、コレ・・・ほら、さっさと飲めよ」


そう言うとショータローは小さなスリムボトルをキョーコに差し出した。


「!!」


一瞬にキョーコは顔を引き攣らせキョーコ団子となって身構える。その様子に尚はたじろいだ。


「・・・何だよ・・・っ??」

「要らないわ」

「はぁ?」

「・・・っ、子供の頃から『キョーコのものも俺のもの』という信念の下に
生きて来た男が再び私に何かくれてやろうなんて何企んでるの!!?

さてはそれ毒薬ね!!飲んだら心臓麻痺で死ぬんだわ!!」

「・・・む・・・っ、・・・お前・・・俺をそんな風にしか見れねーのか・・・
ま、強ち(あながち)毒薬って言うのは嘘じゃねえな」

「え?何?」


自分の小さくなった語尾をキョーコに訊き返され尚は慌てて切り替えした。


「イイから!飲めって!」


強引にボトルを押し付ける。


「要らないってば!!しつこいわね!あんたも!!
あんたの知り合いの息の掛かった怪しいモノなんか飲みたくないわ!!ほっといてよ」


しかしキョーコも負けじと押し付けられたボトルを尚へ付き返した。


「テメ・・・ッ、折角この俺が自ら買って態態(わざわざ)持って来てやったのに!!何しやがる」


「頼んでもいないのに余計なお世話よ!!それはこっちのセリフだわ!!」


「分からねー女だな、ちっ・・・」


果てしない応酬のがいつもの如く続くかと思われた時尚は小さく舌打ちをし、
手にしているボトルの蓋を開けキョーコを壁に押さえつけた。

そして醜悪な笑みを浮かべ自らその液体を口に含むとキョーコの小さい顔を押さえつけ
薄く色付く唇へと自分のを重ねその液体を流し込んだ。


「ん!!んんん・・・っん」


突然の尚の行動に理解出来ず呆然とするキョーコに構わず
尚はもう一度液体を口に含みキョーコの柔らかい唇を塞ぐ。

強引に注ぎ込まる液体がこくん、こくんとキョーコの喉を嚥下していき、
飲み込めない分がキョーコの顎を伝い服を濡らす。


「やっ、ショ・・・?ん!」


舌を絡められそうになった時、
何とか尚を突き飛ばしたキョーコだがその身体が膝から崩れ落ちた。


「・・・イキナリ、何するのよ!最低ね!!」


口元を抑えきっと睨みつけるキョーコの強い侮蔑の抗議にも尚は構わない様子で
ジーンズのポケットに手を突っ込んで見下ろしながら口の端を上げた。


「どうだ美味いだろう?」

「美味しいって問題じゃないでしょう?・・・あんたね・・・」


“ドクン”


「・・・え?」


“ドクン、ドクン”


突然激しい動悸がキョーコを襲った。


―――(っ・・・な、に?こ・・・呼吸が苦しい)


「どーした?キョーコ?顔が赤いぞ?それとも俺とのキスが良かったか?」


更にニヤニヤと下卑た笑みを浮かべ尚が崩れたキョーコに腕を伸ばした。
ぎゅっと腕を捉まれると「やぁっ」と言う艶を纏った声がキョーコの口から洩れ出た。


「っ・・・・・・?」


自分の発した、はしたない声にキョーコは激しく動揺して
羞恥で頬を染めながらも、じっと尚を見据える。


「な・・・何、飲ませたの?」

「何って?“特性ドリンク”だよ?俺の言うコト訊くなぁ」

「え?や・・・ヤダ!あぁん、離して!」

「・・・騒ぐなって」

「っつ!!」


握られた腕を振り解こうと暴れるキョーコに
尚は空いている片手でキョーコの片方の胸を鷲づかみにした。

瞬間、身体の奥を疼かせる程の衝撃が背筋を駆け抜けるのと同時に
嘔吐を伴なう程の嫌悪感に襲われキョーコは息を詰まらせた。


「お前があんな声出せるなんてな・・・なぁ、気持ちイイだろう?ほら、ちょっとこっちに来いよ」


力を込められる腕にキョーコは必死に耐えながら叫んでも来てくれない存在を口にした。


「ヤダッ・・・っ・・・止め・・・っ・・・つ、助け・・・敦・・・賀さんっ!!」


「っつ!」


神経を逆なでする一言に尚の顔色が変わった時、背後から低く刺すような声が掛かり
尚の身体が悪戯を咎められた子供のようにびくっと跳ねた。


「何・・・してるんだ?」

「カ、カイン・ヒール・・・あんたには関係ない俺とコイツの問題だほっといて貰おう。
日本じゃ痴話喧嘩に首突っ込まないのがジョーシキってもんだぜ?」


撮影時よりも増している纏うドス黒いオーラを漂わせじっと様子を見つめて来る蓮に
尚は動揺を隠して敢えて挑発的な目で答えた。

そんな尚の視線を気にも止めず蓮は視線だけでキョーコに確認するかのように
目元を眇めるとキョーコはふるふると顔を二・三度力なく横へ振った。


「はぁ、はぁ・・・」


キョーコの荒い息遣いが三人の間に響く。
蓮は眇めた眉その侭に尚に一瞥くれ、敢えて小馬鹿にしたように言い放った。


「とってもじゃないが痴話喧嘩に見えないな・・・
無理矢理・・・そう、レイプしているように見えるが?」

「ぅ・・・煩って!ともかく構う・・・?」

「ソレはこっちの台詞だよ?」


腕を引き威勢良く啖呵を切りかけた尚が気が付くと蓮はカインとしての
普段の緩慢な動きが嘘のようにすっと間合いを詰め、
どすっという鈍い音と共に足げりを喰らわせる。その小さくない身体が後ろへ飛んだ。


「ぐぇっ・・・」


短い唸りを上げ、辛うじて起きかけた所を首が折れると思う程キツク絞め押さえ込また。


「っ、苦し、い・・・っ」


続いてミシッと言う鈍い音が尚の身体の鳩尾周辺から響いた。
身体が感じる前にその辺りを見ると蓮の右手が打ち込まれていて次の瞬間漸く反応して跳ねた。


「ぅぐっ!」


胃液を吐き出す尚の頭を床に押さえつけながらナイフのように怜悧な瞳で
口元だけ歪めながらぞっとするほど低い声で蓮は止めを刺すように告げる。


「二度と彼女に構うな次は―――役以上に酷いメに合わすぞ?」


蓮は纏うコートを座り込むキョーコへと掛け軽々と抱き上げその場を去った。
人目に付かないようにと階段を登る蓮にキョーコはあたふたしながら礼を告げた。


「あ、ありがとうございます・・・もう、大丈夫なので降ろして・・・下さい」


息も切れ切れに苦しそうに礼を告げるキョーコの態度に蓮は不思議そうに顔を覗き見た。


「京子?どうした?・・・大丈夫か?
今、君の部屋に戻ってヤツが又来たら困るだろう?取り敢えず俺の部屋に行こう?」

「ほ!本当に大丈夫ですから、カイン・・・」


キョーコの頼みを無視して蓮は自分の部屋へとキョーコを連れて行った。

蓮に宛てがわれた部屋であるエグゼグティブ・スイートの主寝室に
そっと降ろされキョーコは思わず身構える。

そんな様子を見越して蓮はフッと微笑むとキョーコに後ろ向きに指差した。


「ココには寝室が二つある。

シャワー室も別にあるから京子は取り敢えずココを使え、俺はもう一つの部屋にいる。
君は相部屋じゃないだろう?さっきのことを考えても今日は自分の部屋に戻らない方がイイ」

「・・・あ、ありがとうございます」


自分の身体を抱き締めながらガタガタと震えだすキョーコを見て蓮は益々不信そうな顔をした。


「京子、さっきからどうした?具合が悪いのか?」


手袋を脱いだ長くて節のはっきりした男らしいが綺麗な指の背で
壊れ物を触るようにそっとキョーコの頬に触れた。


「っ、ぃや・・・」


艶っぽい声が洩れで激しくキョーコの身体が跳ねた。


「京子?どうした?」


キョーコの常に無い様子に蓮は瞳に剣呑な色を浮かべた。


「あ、アイツに・・・何か飲まされて・・・
そしたら身体が熱くって・・・内側から熱くって変なんです」

「飲まされた?・・・まさか媚薬?」


蓮は独り言のように呟いた。


「京子、俺を見てご覧?」

「だめっ・・・触らないで・・・」


シャープな顎のラインを掴み顔を覗き込むと瞳を潤ませ上気した頬と
醸し出される艶やかな雰囲気がキョーコの身体を包んでいた。


「どうして・・・」

「分かりません・・・けど、む・・・無理矢理飲まされて・・・」

「京子、恐らく君は媚薬若しくは催淫剤を飲まされたんだ」

「媚・・・薬?催淫剤?えっ?私に・・・何で・・・そんな」


信じられないと言うように口元に手を添えキョーコは顔を曇らせた。


「・・・そんな状態じゃツライだろう?俺がラクにしてやろうか?」


静かな口調で口角だけを上げ全身を舐め回すような
視線でニヤリと笑われたキョーコは恐怖に竦んだ。


「け・・・結構です。わた・・・部、屋に戻ります」


キョーコは気力を振り絞り力の入らない脚を叱咤して立とうとする。

が、ただそれだけなのに体の奥に急速に火を点けられたような駆け抜ける
快感に泣き出しそうになるのを傍目からも分かる程に震えながら堪えるのが精一杯だった。


「強情張るんじゃない。

それに今、そんな・・・欲情していますってカオして表なんか歩いたらスグにヤラれちまうぞ?
何処ぞの馬の骨にヤラれちまうより俺のほうがイイんじゃないか?

そうだな事務所にはナイショにしておいてやるぜ?」


キョーコは伸ばされた大きな手を叩いて、自分の身体を掻き抱いた。


「い!いやっ・・・触らないでっ、こ!恋人がいるんです・・・
今、傍にはいないけど・・・こんな私を好きと言ってくれました・・・

愛していると言ってくれました。裏切りたくは無いんです・・・
だから、赦して・・・触らないで下さい」


キョーコの懸命の告白に一瞬目を見開き黙った蓮だったが、
更なる追い討ちを掛けるように酷薄な瞳で冷たく微笑んだ。


「俺が嫌だと言ったら?」


意地悪げに片方の口の端を上げて余裕の笑みを浮かべていた蓮だったが
突然顔色を変え慌ててキョーコの口元と片手を押さえつけベットへと沈み込ませた。


「んんん・・・んんっ」

「馬鹿だな・・・舌を噛み切るつもりだったのか?ダメだろう?俺の為にソンナコトしちゃ」

「っ、んん・・・」


大きな瞳からぽろぽろ涙を零しながら最後の抵抗としてキョーコはカインを睨みつけた。


「敵わないな、降参だよ。大丈夫・・・俺だよ?最上キョーコさん?」

「???」


何故カインが紹介もしていない自分の苗字を知っているのだろう?
と困惑の色を浮かべてキョーコは抵抗を止める。


「キョーコ、カインは俺だよ・・・だから安心おし」


―――(つ!う・・・嘘??)


キョーコは心の中で呟いた。


「クス・・・嘘じゃないよ?ゴメンね・・・黙っていて」


いつもの蓮の優しい声音と剣呑さが消えた瞳の色にキョーコは目を丸く見開いた。


「本当に愛しいね君は・・・追い詰めてごめんね・・・
君を信じていなかったワケじゃないんだけど

君には本当に俺だけなのかと途中から試してみたくなったんだ」


ぐっと蓮の長い腕が乱暴にキョーコの痩躯を掻き抱いた。

骨が軋むほど強く抱き締められ息苦しさを覚えたが
顎を捉えられ与えられた口付けはソレを上回る程だった。

急激に深くなる口付けは火照ったキョーコの身体に快感染み込ませ、
息継ぎも侭ならない性急さが僅かな理性を朦朧とさせていく。


「キョーコ・・・好きだ、ずっと・・・こうしたかった」


首筋に愛撫を落としながら熱い吐息交じりに呟かれた言葉は
息苦しい抱擁よりもキョーコの胸を締め付けた。


「はぁ・・・敦、賀・・・ん、わた・・・しも・・・逢い、かった」


服の上からキョーコの痩躯を弄る大きな手は、
その存在を確かめるように荒々しく這い回り確かな熱を求めた。

肌蹴た裾から手を入れキョーコの熱を奪い取る。

痩躯を覆う服の釦を外す余裕もない程性急にコトは進められていき
外す手間さえ惜しい釦は千切れ飛んでいった。

現れた白い胸元に噛み付くように貪ると、細い身体が大きく撓り打ち震えた。


「やぁっ・・・はっ、ぁ、あぁっ・・・ぅんんんん」

「キョーコ・・・イッた?こんな敏感な身体にクスリを使うなんて可哀想に」

「ぁ・・・敦賀、さ・・・ん・・・やっ・・・まだ、苦し、い」


キョーコは大きな瞳に涙を溜め息も絶え絶えに蓮を見上げた。


「大丈夫、クスリが抜けるまで何度でもイかしてあげるよ・・・だから安心してイイよ」


蓮はキョーコの両頬をそっと包み込み啄ばむだけのキスを繰り返し、
罪悪感が残らないように言い含める。


「敦、賀さん・・・もっと、して?」

「あげるよ・・・いっぱい・・・キョーコにだけ、ね」


白いシーツに縫い止められた上気して薄い桃色に色付くキョーコの身体は
クスリの所為も相俟って恐ろしい程に扇情的だった。

闇夜に浮かび上がる白い肢体は初めて身体を繋いだ時の侭華奢で儚げだ。

手に入れた時、大切に大切に愛したが、同時に蓮以外の誰をも受け入れられないようにと・・・
他の男に抱かれたいと思わないようにと醜い独占欲一杯で散々快感を植え付けたつもりでいた。

なのにその思惑を疑う事無く、今も耐え切れない程苦しいだろうに
誘惑にも負けず傍に居ない蓮を“恋人がいるから”と“裏切りたくない”と

舌を噛み切ってまで守ろうとしたキョーコの強さに蓮は改めて感服し敗北を感じた。


「キョーコちゃん・・・」


愛される資格も無いのに自分だけのものにしたいと言う
身勝手な理由で沼地に咲いた可憐な華を手折った気分だった。

蓮は押し寄せる自分へのに嫌悪感に苛まれながらも
同時に沸き起こる幸福感で胸が一杯になっていくのを感じた。

この世で一番大事にしたいと思った。


「あいしているよ」

「敦・・・」


蓮は噛み締めるようにゆっくりと告げると、
唇を重ね自分の名前を乗せかけたキョーコのソレが音になる前に絡め取った。

半信半疑だったキョーコの唇に与えられる熱は確かに覚えのあるものだった。


―――敦賀さん・・・敦賀さん・・・敦賀さん。


口腔のナカを狂おしく激しく蠢く熱は確実にキョーコを追い詰めていく。

ビクビクと快感を訴え跳ねる身体に名残惜しげに
離したお互いの唇から銀の糸が引いて空中で切れた。


「・・・愛している」


細い首筋に唇を這わし浮き出ている鎖骨を確かめるように
丹念に愛撫していくとキョーコの甘い声が洩れる。


「ぃあっ、ああっ・・・」


掌にすっぽりと収まる白く容の良い果実をやわやわと揉み、
薄く色付いた実を口に含むとキョーコの背中が弓なりに撓った。


「はぁ・・・ぁんんん」

「もっと、感じてイイよ?・・・こっちもツライね?」


無意識に擦り合わせた太腿に手を伸ばされ、キョーコは素直に頷いた。


「腰浮かせて?」


ゆっくり浮いた腰に手を遣り蓮はヒップの丸みを利用して
濡れて役に立たなくなったショーツを剥ぎ取っていく。


「ツライだろう・・・脚、開いて?」


甘いテノールが優しく唆す。こんな風に囁かれたら誰だって素直になってしまうに違いない。
キョーコは少しの躊躇いの後、理性の欠片を飲み込んで大人しくそのコトバに従った。

その仕草に一番驚いたのは唆した張本人だった。

ちょっとした出来心で言ってみた一言だった。普段のキョーコなら有り得ない行為。

今告げたらどうなるのであろうかと・・・そして目を見張った。

しとどに濡れぼそったソコは淫靡で艶を孕み、
キョーコの常に無いその痴態に蓮の瞳の奥に獰猛な色が宿り始める。


「ああ、大変なことになっているよココ・・・ねぇ、舐めてイイ?」


羞恥に染まった顔を両手で隠しながらこくこくとキョーコは大きく頭を振った。

その応えに妖艶に微笑み、蓮は自分の服を乱暴に脱ぎ捨てキョーコの脚の間へと身を沈めた。

じゅる・ぴちゅっと耳を覆いたくなるような卑猥な水音と
キョーコの掠れた喘ぎ声が静かな部屋に響いた。


「ふっ、ぁ・・・ぁっ、やぁ・・・ぁぁ」


快感にびくびくと腰を捩られながらもその蜜を溢れさせる
トコロから口を離すことが出来なくなっていた。

キョーコのクスリが抜けるまで満足させる行為は蓮の自分が満足する行為に変わっていった。
顔を上げカタチだけの確認を取る。


「もう・・・水状態なんだけど、挿れるよ?」

「敦・・・さ、ん・・・ぉ願・・・早、く」


始まりから落ち着くことの無い呼吸の侭、
キョーコは涙で濡れたぐちゃぐちゃの顔で蓮に懇願する。

蓮はキョーコの膝裏を持ち限界まで猛り狂った屹立を弄りきった蜜壺へと一気に打ち込んだ。


「・・・っつ」

「はぁ・・・ぁんっ!!んんん」


激しく打ち込まれたソレにキョーコは何度目か分からない絶頂を迎える。

キョーコのナカで熱く蕩け蠢く様に蓮は何とか耐え、視点の定まらないキョーコを気遣った。


「大丈夫?動いてイイ?」


キョーコの理性は既に消えていた。

カタチだけの確認に生来真面目なキョーコは飛びかけた意識を戻し蓮の顔に両手を伸ばして
〝Yes〟の代わりに口付けを強請った。

その口付けに応えるように蓮はキョーコの細腰を抱え直し、掻き回すように腰を送り込む。

キョーコに求められた侭お互いの唇を貪りあうけれど
激しい律動の所為でそれはすぐに解けてしまった。


「キョーコ・・・乗って?」


蓮はキョーコの身体を抱き起し、繋がった侭跨らせる。


「やぁ、ぅ、ああん・・・敦、賀さ・・・」

「蓮・・・だろう?」

「・・・れ、ん・・・蓮、好き・・・ぃ」

「可愛い・・・愛しているよ」

「わ、たし・・・も、やっ、あああ」


蓮の囁きに応えようとした言葉は下からの激しい突き上げに喘ぎに消える。
キョーコは振り落とされそうな勢いに蓮の首にしがみ付き耐えた。


「れ・・・蓮、蓮・・・んん、っ・・・やぁああ」

「キョーコ、ちゃ・・・」


頼りなげな痩躯にしがみ付かれ蓮は繋がった侭のキョーコをベットに押し倒し、
熱の解放を待つ屹立を捩じ込むように穿つ。

ぐちゅぐちゅっと立つ淫猥な水音と共にキョーコは休み無く攻め立てられベットが軋んだ。


「やっ、ああ・・・もぉ・・・れ、んっ・・・ぃ、あっ、んんん」

「・・・っ」


深い突き上げに激しくキョーコの身体が震え蜜壺が戦慄き、
一気に強まる収縮に蓮はその熱を最奥で弾けさせた。




   ※※ ※※ ※※ ※※




どの位時間が経ったのだろうか・・・
頬に触れる温もりにキョーコはゆっくりと瞼を開けた。


「・・・っん?」

「キョーコちゃん。身体、どう?ごめん・・・つい無理させたね」


労わりの言葉と共に心配そうに見つめる蓮の顔が寝ぼけ眼の瞳に映る。


「??ぃ、っにゃぁぁぁぁっ!!!」

「キョー・・・コ?」


予期しない叫び声に蓮は狼狽えて固まった。


「え、え、つ・・・敦賀、さん?どうして?・・・ぅつ!」


急激に起き上がったキョーコの身体に鈍痛が走った。
するっと胸元の毛布が肌蹴け落ち、自分達が裸であること気付きキョーコは顔を赤らめた。


「どうしてって・・・」


そんな様子を愛しげに見つめ蓮は苦笑いを浮かべる。

キョーコは自分とそんな蓮を交互に見遣ると突然思い出したかのように
全体を真っ赤に染め慌てて毛布の中へと潜り込んだ。


「す、すすすすみません・・・何か大変な粗相を仕出かしたようで・・・わた、し」

「仕方ないよ?クスリの所為だったから・・・
そして俺も久しぶりの所為か箍が外れてしまって随分と無理をさせたみたいだ・・・ごめんね」

「そそそそそんな・・・」


キョーコの毛布からはみ出した頭から湯気が見えるようだった。

濃密な夜を過ごしながらもちっとも慣れる事の無い初々しさに口元が綻ぶ、
思わず抱き締めそうな手を握り締め蓮は苦々しく口を開いた。


「それに・・・」


急に変わった蓮の口調にキョーコはベットに潜り込んだ侭視線だけを移す。


「それに昨日までキョーコの“好き”を信じていなくて・・・ごめん」

「え?」

「俺(敦賀蓮)の為に身体守ろうとしてくれた・・・」

「やっ、だって、敦賀さん以外のヒトとなんて私が嫌で・・・
それに私が恥ずかしくてきちんと〝好き〟って気持ちを伝えていなかったから」

「違うよ・・・それはキョーコが悪いんじゃなくって
俺が・・・弱くて、汚い人間だからそんな俺をキョーコが本当に

好きになってくれるなんて思っていなかったんだ」

「そんなこと・・・ありません、よ?」

「この役を演ることになって暫く逢えなくなる君を他のダレにも触れさせたくなくって・・・
束縛したくって無理に恋人に祭り上げた」


蓮は自嘲気味に口の端を上げた。


「キョーコを大事にしたい。
閉じ込めてでも守りたいのに、俺だけを求めて欲しくて強引に抱いた。

本当に身勝手だ。つくづく自分が嫌になった。
けど、傍でキョーコが笑ってくれてた。それだけで俺は救われた・・・

君は本当に強くて優しくて俺には勿体無い・・・」


蓮の思いもよらない告白にキョーコはゆっくりと起き上がりふわりと微笑んだ。


「・・・敦賀さんは私と同じ位おバカさんなんですね?」

「キョー・・・?」

「私も貴方の“好き”を信じ切れていなかった。

貴方みたいに演技に於いても容姿に於いても完璧な貴方が望めばもっと美人で、
む・・・胸も大きいヒトが恋人になれるのに、何で私なんだろう?・・・って考えていました」

「そんなことは・・・」

「けど事ある毎に“好き”って言ってくれて“愛している”って言ってくれたから、
私の気持ちを推し量ってくれるし、

二度と人を愛せないと思っていた私に人を信じることを
愛する機会を持つことに手を差し伸べてくれたから

疑心暗鬼でもイイから付いていこうって思ったんです。
敦賀さんに対するこの想いが恋に育つって確信したから。

貴方はこんな私を認めてくれて必要としてくれました。
・・・私の大切な存在なんですよ?だからご自分を嫌いになんてならないで下さい?」

「キョーコ・・・?」

優しく蓮の指がキョーコの頬に触れた。
そこで始めてキョーコは自分の涙が溢れていたことに気付いた。


「あの時、この侭だと悪い魔法に掛かってしまうと思っていました。
けどこの想いを自覚した時、最高の魔法に変わりました。

これから先も・・・私を離さないで下さいますか?」


キョーコの震える声の問い掛けに蓮は蕩けそうな笑顔で抱き締める。


「何があっても離さない。ずっと傍にいるよ」

「好きです。貴方が好きです」


―――二度と傷付きたくなくって目を閉じて見ない振りをしていた。

   けど・・・きっと私はあの時既に魔法に掛かっていたのだと思う。

   過去の誤ちは繰り返さない。

   貴方が支えてくれるから、私も貴方を支えて歩いていける。

   一人置いて行かれる怖さを感じることも無い。

   同じ目線の高さにいる貴方の存在の愛しさに泣いてしまう気がしてた。





















漸く終了ですこんなダラダラとしたものに

気長にお付き合い下さり誠にありがとうございました

いや、本当にタイトルって大事だと思いました

次連載モノがあればしっかりと頑張りたいと思います




                    氷 樹
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敦賀くんぶっかけ祭り


秋と言えばまつり!!
神ご所望により御所にてまつり開催中!!
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氷樹といいます。
北の大地に生息しています。
蓮×キョ好きです。

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